「使いたい放題のSurefire」が手に入ったので6PXをガンガン使っています。
「暗くはないかね?明るくしてあげるよ」と暗がりを求めています(笑)。
怪しいながらも、気の良いネアカなおじさんになったような気分で楽しいです(笑)。
昨年末から6PXを頻繁に使っていると電球色に比べて青く感じてしまう白色LEDにも慣れ「もう電球色に拘らなくてもよいかな?」と思ってキセノンやクリプトン球を付けると。。
やっぱり電球色に近づけたい(笑)しかも、寒いし。。
一つに色々な事を求めてはいけないとは分かってはいますが、相手が人ではありませんので試す位なら良いでしょ?ということでフィルターで6PXの色温度を下げてみる事にしました。
ただ、どうやってフィルターを固定するかが問題になりますが、そこはFM34の出番です。
カッコイイだけではなく、こういった事もできるよねという目論みもあったのです(後付けじゃなくて本当ですって。。)。
ちなみに、フラッシュライトの世界ではMOD(Modification:改造)といってLEDを載せ替えたり、回路や反射板を削り出したりする方達がいらっしゃいます。
森のなかまにはそんな事はできませんし、MODをされる方からすれば「何を子供の遊びみたいな事を」と言われてしまうかもしれませんが、やってみたい事はやってしまったの巻です(笑)。。
それでは、レッツ!
これはFUJIFILMの色温度変換フィルターLBAです。
LBは"Light Balancing"の略、AはAmberで、通過する光の色温度を下げます(赤っぽくする)。デジカメでは曇り、日陰モードなどがこれにあたります。
LBA1,2,3,4,6,8,12,16,20と号数があり、号数が大きい程色温度を下げるそうです。
逆に色温度を上げるのにはLBB(Blue)というものがあり、デジカメの電球色モードがコレに相当します。
難しい計算は良くわからないので、今回はなんとなくLBA12を使ってみました。
説明書によると2/3段暗くなってしまいますが、色温度を結構下げてみたかったのが理由です。
サイズは75mm 100mm四方等があります。大きさの違いで二倍近くの値段差があるので小さい方(75mm)で良かったかもしれません。
作業的には、このフィルタを丸く切って、ライトとFM34の間に挟み込むだけです。簡単でしょ?
なお、LEDは熱を発しますし、LBAフィルタがどれだけの熱耐久性があるのか分かりません。
フィルタが溶けてしまう等のリスクは無いとは言えませんので試す際は各人の責任においてお願いします。
もはや説明は不要かと思いますが、後半照射写真ばかりなので枯れ木も山の賑わい程度に力ない写真と供に御覧下さい。
30mmの丸い型紙を作り、LBA12に固定してハサミで切り抜きます。
随分不格好ですが、こんなカンジにのせてベゼルの外に出っ張らなければオーケイ!
このままFM34を被せてもよいですが、普通Surefireは自立しないので。。
あらかじめFM34に落とし込んでおいてライトを差し込んでもよいのです。どちらでもやり易い方法で。。
琥珀色眼鏡でちょっとワルなカンジ(笑)
さて、どんなカンジになるのでしょうか。。
森のなかまは実際に光を見ていますが、撮りためた画像を並べて見るのはこの投稿が初めてです。ドキドキ(笑)。
■撮影条件
ライト前面から壁まで約1.2m ISO:1600 f4.0 1/80s WB:5500K固定
200lmは全て中心部で白トビしています(笑)
■画像の並びについて
●15lm P ●15lm D ●200lm P ●200lm D (P:Plain, D:Diffuse)
小さい画像をクリックすると大きくなります。
■注意
条件をなるべく揃えてやってみましたが、手持ちでの撮影ですし、なるべく見た雰囲気に合わせるため撮影パラメータもいじっています(撮影中は統一してます)。
また、壁の色、LEDのバラツキもあることから絶対的な色合いではなく、あくまでもLBA12を付けたときの違い程度に御覧下さい。
■Surefire E1e(F04)
■Surefire 6PX Pro(FM34)
■Surefire 6PX Pro(FM34) + LBA12
こうやって並べてみて初めて「あぁ、やっぱり違うんだ」と納得しました(笑)。。
LBAありの方が確かにスポットが僅かに小さくなり、暗くなってますね。
#Manual撮影なのでファインダー内のインジケータの動きでも分かりました。さすが光学フィルタ(笑)。。
E1eの赤みのあるキセノン光の色には及びませんが、LBAを付けるとなんとなく暖かみのある色合い傾向なのかな(微妙)と思います。
#冬場は良いかもしれませんが、夏場は「暑苦しぃ~」と止めてしまうかもしれません(笑)
正直な話、こんな高価なフィルタを使わず、透過性さえ良ければ色セロファン等を使えばよいかと思います。
#フィルター購入前に透明なオレンジ色の定規で試しました。そっちのほうが良いかな(笑)。
とはいえ、何気に気に入ってしまいましたので、取りあえず暫くはこれで行ってみようかと思います。
冒頭の針金の電球は"ライトバルブ・ゼム 15p"というクリップです。AppleのNewtonを思い出します(古)。。他にもト音記号など面白いものがあります。
さて、電球つながりという事で。。
日曜日に今年初めて横浜方面を散歩しました。
3連休中日ということもあって山下公園は人いっぱいで賑やかでした。
普段夕暮れ時は赤く、アンダーで撮るのですが、いつもと逆に電球モードで青く、淡く撮ってみました。
普段はこういう撮り方はしないのですが、先日テレビで鉄道写真家の中井精也さんが雪が降った後の曇り空なのに、カメラの設定で春っぽい写真を撮っているのを見ていたく感動しまして、率先して楽しんでみようと思いました。
テレビで見た中井さんは見た目、人柄、写真も電球のように暖かいカンジでした。
#"ゆる鉄"という言葉もよいですね。必ず写真の中に電車があります。
普段リスのようにカリカリしている森のなかま(もちろん見た目も可愛くない)は見習うべき事が多いのであります。
しかし、こういう写真を見てしまうと。。。うんうん。マイペースでいいの(苦笑)
周囲はあきれる程にぎやかなのに、こうして撮ってみると寂しいカンジもしなくもないです。
うまいへたは別にして、やっぱり写真って面白いです。ハープも面白いんです。始めて、続けることが大切なんです!
#自分に言い聞かせています(笑)。。おっとフラッシュライトもね
寒さはこれから本番ですが、気持ちくらいは電球のように明るく暖かい一週間でありますように。
電球色とはいかないまでも渋い色合いですね。
その節はお世話になりました。
LBA12ではJIS電球色には及びませんでした。
見た目では6PXの投稿での集合写真一番右の「Photnpump 電球色(多分LED換装品)」と同じ位でしょうか。
おふざけを装おっているようで結構本気だったのでFujifilmを奢ってしまいました(笑)。
今試しに2枚重ねしてみたところ結構いい感じになったのですが、さすがに1段ちょい暗くなるので様子をみてみたいと思います。