個人差はあるかと思いますが「明日もがんばろう」と思わせてくれます
先日、柄沢ヤスリさんのシャイニーを紹介しました。
購入当初は「この目立てで、真っ平なヤスリだしてくれないかな」と思っていたのですが、思いのほか、カーブが使いやすい、応用がきくので、すっかり気に入っていました。
この、シャイニーシリーズは、爪やすりに関しては、三つのラインがあります。かいつまんで言うと。。
PVCケースのシャイニー(以前紹介したもの)
革ケースのシャイニー(ガマンしたもの)
エクセレントシーズ(今回購入したもの)
他に、カーブがついた爪やすりで「スタンダード」がありますが、こちらはPVCケースで、シャイニーより、少し粗めで、わずかに短いようです
当初は、「折角だから革ケースのものを」と思いましたが、それなりにお値段があがります。おそらく腕のいい外注にだしているんだろうなぁと思いながら、エクセレントシリーズにも目が逝きますが、価格をみて、最初に購入するものではないと諦めました。
その後オンラインショップをのぞいてみると、思いっきり背伸びをすれば届く範囲になってきました。もし、PVCケース版で気に入って、エクセレントシリーズを欲しいと思った時に「革ケースも一緒についてくるんだよ」と、自分に魔法をかけてみました。
茶、黒でもなく、濃いめの、ワインレッド、臙脂色(えんじいろ)の革ケースに収まっています。このアングルから見ると、ヤスリのカーブを包み込む革が微妙なラインを描いていて、見応えがあります
鞘(さや)式で、スポッと差し込むタイプです。おそらく、革ケース版のシャイニーに付属するものと色違いのものかと思います。オンラインショッのエクセレントシリーズはなぜ、価格が下がっているのかと思い、再度紹介ページを見直したところ、ケースに「かぶせ」がない、のが違いのようです。
この形状をみるとSR-71ブラックバードを思い出します。縁のストレーキとか。。そういう世代なんです(笑)
先端部の裏側は、凹んでいます。結構厚くて硬い革を、こんなふうに立体縫製しています。
カーブをもつシャイニーをおさめるのに「素材を革にしました」的な、貼り合わせの筒で済ませない。価格が上がっても、それに見合ったものを出荷してくるところは、昨今あまりないのではないでしょうか?すごくステキな気概みたいなものを感じます。
最初は、かなりタイトでしたので、油(ラナパー)を2回くらい塗って、ゆっくりと馴染ませていきました。
あまり油を入れ過ぎると折角のケースが、柔らかくなり過ぎてしまいます。この先長いので、2−3日かけて持っていくくらいの気持ちで付き合い始めるとよいかもしれません。
チタンによるイオンプレーティング(おそらくPVDかと)で、ハンドル部分はミラーのような艶となっています。シリアルナンバーが入っています。そのまま載せてもよいのですが、妙な邪推を巡らせる方がいらっしゃるといけないので、一応一部にぼかしを入れています。
やはりといいますが、当然、コートなしのものと比べて、細かな仕上がりに気が配られています。
イオンプレーティングは、専門の業者に任せれば、費用もかかります。
外注から戻ってきた時点で、自社要因のエラー品が見つかれば、それなりの痛手になります。
価格帯も上位のラインであることから、面取り、磨きなどの工程数は、それなりに増えていくのかと思います。
妙な誤解が生じないように書いておきますが、キズミで見れば、それなりのものは見つけられるかと思います。製造中に様々な工程で、地金に細かなスレや傷なりは、当然発生します。あくまでも実用品としての爪やすりということは、認識しておいてください。
「日本製だから、このスマホケースを購入したのに、ケースの内側に少し傷があり、残念な気持ちになりました。商品管理を徹底してください」というような感想を持たれ、発信される方には、ご遠慮願いたいです。
とはいえ、こうして並べてみると、通常盤のシャイニーも機能面では全く遜色はないかと思います
コートされている分、耐摩耗性は確実にあがりますが、切削力が明らかに違うというような事は、殆どないかと思います(あるかもしれませんが)。
今回「行け!」の後押しをしたのは、忙しい仕事がひとつ終わることもありますが、それ以上に、森のなかまを悩ませていた二枚爪が、一応完治した、個人的なお祝いの意味もあります。
楽天のレビューで「いままで、苦痛だった爪のお手入れが、この爪やすりのおかげで、ご褒美タイムになりました」と書いていた方がいらっしゃいましたが、森のなかまも日々そんなことを感じながら、シャイニーなり、吉田ヤスリさんを使っています。
爪やすりとしては、常識破りの価格ですが、ちょっと名のある筆記具や時計の普及機ラインの価格で、毎日毎日「やっぱり、いいなぁ」と思い続けられることを考えると、森のなかま的には、とても良い買い物だったと思います。
見て、触って、使って、とても、テンションがアゲアゲなのであります。
個人によって考え方は様々かと思いますが、良い道具は、そういうもんだと思っています。
手間のかかったヤスリに負けない、それに相応しいケースに収まるエクセレントシリーズ。
爪の手入れは、全てヤスリで行っている方に送ったら、気を失ってしまうかもしれない、ステキなプレゼントです。
PENTAXのカメラを使っている方でしたら、FA77をプレゼントされたくらいに、メロメロになるかと思います。
しかし、「なんで爪の手入れにヤスリなの?」と言う方は、まず縁のないものかと思いますし、それは、ちょっと悲しいことですよね。
最近、仕事中は右手側に置いています。この姿が、チラッと目に入ると「早く、この仕事をやっつけて次の作業へ」という気持ちになります。不思議なもんです。
シャイニーで爪を手入れするのが、毎日のご褒美タイムになっているような方。エクセレントシリーズが気になったことはあるけれど、かつて見た価格で諦めた方。
自分用にと、わざわざ、商品ページを探して、カートに入れては「ウーン」と悩まれた文脈を持つ当のご本人にこそ、エクセレントシリーズは、過ぎた贅沢品ではなく、きっと毎日を支えてくれる、よき相棒になってくれるかと思いますよ。
それでは
先日、柄沢ヤスリさんのシャイニーを紹介しました。
購入当初は「この目立てで、真っ平なヤスリだしてくれないかな」と思っていたのですが、思いのほか、カーブが使いやすい、応用がきくので、すっかり気に入っていました。
この、シャイニーシリーズは、爪やすりに関しては、三つのラインがあります。かいつまんで言うと。。
PVCケースのシャイニー(以前紹介したもの)
革ケースのシャイニー(ガマンしたもの)
エクセレントシーズ(今回購入したもの)
他に、カーブがついた爪やすりで「スタンダード」がありますが、こちらはPVCケースで、シャイニーより、少し粗めで、わずかに短いようです
当初は、「折角だから革ケースのものを」と思いましたが、それなりにお値段があがります。おそらく腕のいい外注にだしているんだろうなぁと思いながら、エクセレントシリーズにも目が逝きますが、価格をみて、最初に購入するものではないと諦めました。
その後オンラインショップをのぞいてみると、思いっきり背伸びをすれば届く範囲になってきました。もし、PVCケース版で気に入って、エクセレントシリーズを欲しいと思った時に「革ケースも一緒についてくるんだよ」と、自分に魔法をかけてみました。
茶、黒でもなく、濃いめの、ワインレッド、臙脂色(えんじいろ)の革ケースに収まっています。このアングルから見ると、ヤスリのカーブを包み込む革が微妙なラインを描いていて、見応えがあります
鞘(さや)式で、スポッと差し込むタイプです。おそらく、革ケース版のシャイニーに付属するものと色違いのものかと思います。オンラインショッのエクセレントシリーズはなぜ、価格が下がっているのかと思い、再度紹介ページを見直したところ、ケースに「かぶせ」がない、のが違いのようです。
この形状をみるとSR-71ブラックバードを思い出します。縁のストレーキとか。。そういう世代なんです(笑)
先端部の裏側は、凹んでいます。結構厚くて硬い革を、こんなふうに立体縫製しています。
カーブをもつシャイニーをおさめるのに「素材を革にしました」的な、貼り合わせの筒で済ませない。価格が上がっても、それに見合ったものを出荷してくるところは、昨今あまりないのではないでしょうか?すごくステキな気概みたいなものを感じます。
最初は、かなりタイトでしたので、油(ラナパー)を2回くらい塗って、ゆっくりと馴染ませていきました。
あまり油を入れ過ぎると折角のケースが、柔らかくなり過ぎてしまいます。この先長いので、2−3日かけて持っていくくらいの気持ちで付き合い始めるとよいかもしれません。
チタンによるイオンプレーティング(おそらくPVDかと)で、ハンドル部分はミラーのような艶となっています。シリアルナンバーが入っています。そのまま載せてもよいのですが、妙な邪推を巡らせる方がいらっしゃるといけないので、一応一部にぼかしを入れています。
やはりといいますが、当然、コートなしのものと比べて、細かな仕上がりに気が配られています。
イオンプレーティングは、専門の業者に任せれば、費用もかかります。
外注から戻ってきた時点で、自社要因のエラー品が見つかれば、それなりの痛手になります。
価格帯も上位のラインであることから、面取り、磨きなどの工程数は、それなりに増えていくのかと思います。
妙な誤解が生じないように書いておきますが、キズミで見れば、それなりのものは見つけられるかと思います。製造中に様々な工程で、地金に細かなスレや傷なりは、当然発生します。あくまでも実用品としての爪やすりということは、認識しておいてください。
「日本製だから、このスマホケースを購入したのに、ケースの内側に少し傷があり、残念な気持ちになりました。商品管理を徹底してください」というような感想を持たれ、発信される方には、ご遠慮願いたいです。
とはいえ、こうして並べてみると、通常盤のシャイニーも機能面では全く遜色はないかと思います
コートされている分、耐摩耗性は確実にあがりますが、切削力が明らかに違うというような事は、殆どないかと思います(あるかもしれませんが)。
今回「行け!」の後押しをしたのは、忙しい仕事がひとつ終わることもありますが、それ以上に、森のなかまを悩ませていた二枚爪が、一応完治した、個人的なお祝いの意味もあります。
楽天のレビューで「いままで、苦痛だった爪のお手入れが、この爪やすりのおかげで、ご褒美タイムになりました」と書いていた方がいらっしゃいましたが、森のなかまも日々そんなことを感じながら、シャイニーなり、吉田ヤスリさんを使っています。
爪やすりとしては、常識破りの価格ですが、ちょっと名のある筆記具や時計の普及機ラインの価格で、毎日毎日「やっぱり、いいなぁ」と思い続けられることを考えると、森のなかま的には、とても良い買い物だったと思います。
見て、触って、使って、とても、テンションがアゲアゲなのであります。
個人によって考え方は様々かと思いますが、良い道具は、そういうもんだと思っています。
手間のかかったヤスリに負けない、それに相応しいケースに収まるエクセレントシリーズ。
爪の手入れは、全てヤスリで行っている方に送ったら、気を失ってしまうかもしれない、ステキなプレゼントです。
PENTAXのカメラを使っている方でしたら、FA77をプレゼントされたくらいに、メロメロになるかと思います。
しかし、「なんで爪の手入れにヤスリなの?」と言う方は、まず縁のないものかと思いますし、それは、ちょっと悲しいことですよね。
最近、仕事中は右手側に置いています。この姿が、チラッと目に入ると「早く、この仕事をやっつけて次の作業へ」という気持ちになります。不思議なもんです。
シャイニーで爪を手入れするのが、毎日のご褒美タイムになっているような方。エクセレントシリーズが気になったことはあるけれど、かつて見た価格で諦めた方。
自分用にと、わざわざ、商品ページを探して、カートに入れては「ウーン」と悩まれた文脈を持つ当のご本人にこそ、エクセレントシリーズは、過ぎた贅沢品ではなく、きっと毎日を支えてくれる、よき相棒になってくれるかと思いますよ。
それでは
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます