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兵庫県立美術館の富岡鉄斎展―近代への架け橋(生誕180年記念)―を見て

今年のGWは、世間では10連休とのことであったが、私も世間並みにボーッと過ごしていたのでは実も蓋もない。そこで、世間の休みではない連休の谷間で兵庫県立美術館の“生誕180年記念・富岡鉄斎―近代への架け橋”に出かけた。 主催者側によれば“近代文人画の巨匠、富岡鉄斎(1836―1924)の生誕180年を記念した回顧展。京都に生まれ、幼いころから国学、儒学、仏教等の学問を広く修め、書画にも親しんだ富岡鉄斎は、幕末の動乱気には勤皇学者として国事に奔走し、明治維新後は神官の公職を経て、89歳で亡くなるまで、文人画家として多くの書画をものした。清荒神清澄寺・鉄斎美術館所蔵の名品を中心に、約200点の作品、資料により鉄斎の世界観を探り、近年では最大規模の回顧展とした。”とある。鉄斎の絵は彼自身の自賛を理解する必要があった。 . . . 本文を読む
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