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加谷珪一・著“お金は歴史で儲けなさい”を読んで

今回は少々目先を変えて相場観醸成のための本・加谷珪一・著“お金は歴史で儲けなさい”の紹介である。 アマゾンに載っていた“出版社からのコメント”要約は次の通り。“2020年1月半ばに始まったコロナショック・・・。新型コロナウイルスによる、先の見えない不安から市場が揺れています。バブル、戦争、世界恐慌、大災害…。歴史上の問題を鑑み、投資における「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を知ることは重要です。”これを読めば、株をかじっている者には何かが学べると思わざるを得ない。 この本を読んで得た結論は次の通り。①米国は(移民によって)人口も増加するので旺盛な消費が見込まれ、これまでのように世界経済を牽引する。②米中貿易戦争など不確定要素はあるが、基本的にはドル高傾向が続く③日本は緩やかに経常赤字へ推移する④供給余力の減少や円安から日本がインフレになる可能性は高い こうした前夜の状況にもかかわらず安倍政権は無駄に時間と金を浪費し、ご自分とお仲間の小さな御利益に執着して来た。それにもかかわらず、不思議にも多くの国民がこの政権を支持している。 . . . 本文を読む
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