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野村克也・著“超二流―天才に勝つ一芸の究め方”を読んで

今回は故野村克也氏の本“超二流―天才に勝つ一芸の究め方”の紹介。ゴールデン・ウィークで“密教”本を読む合間に、気分転換に読んだ。現役選手の評価も結構書かれていて、知らなかったその選手の背景が分かって面白い。 この本のカバーの裏には次の記述がある。“人は誰しも「強み」や「一芸」を持っている。その‘才能’を眠らせたままにすることなく解放させることができた「超二流」は、時に天才、一流にさえも勝つことができる。まだ見ぬ潜在能力を秘めた‘凡人’だからこそ発揮できる最強の「洞察力」とは。ノムさんの原点、「選択と集中」の極意!”思わず、この本の装丁と表題が私の琴線に触れて、買ってしまった。 “超一流”という言葉があるが、“超二流”とは面白い。何だか自分でも手が届きそうなポジションではないか。今からでも間に合いそうだと誰しもが思うのではないか。自分のことを一流だと勘違いしてしまえばそこで成長はせず、頭を使って努力もしなくなるだろう。頭を使って努力をすれば“やはり、二流は最後に勝つ。一流をも負かすことができる。”とも言っている。実績を挙げた人の言葉、勇気が湧いてくるではないか。 . . . 本文を読む
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