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ベタな京都観光―竜安寺・堂本印象美術館・金閣寺への散策

先週末、審査報告書を京都の本部事務局へ提出するために、県境を跨いで京都に出かけることにした。折角の京都ならば観光客の少ないこの時期、ベタな京都観光をと企んだ。龍安寺、堂本印象美術館、金閣寺・・・河原町で私用を果たす、という予定を実行。やっぱり、期待通りの激減した観光客で私には快適な観光だった。 龍安寺では水の豊富な場所になぜ、枯山水の岩と白砂の超有名な庭園ができたのか。それともこの石庭は逆説的な超贅沢なのだろうか。今回ここに来て初めて生まれた、“私の大きな謎”だった。 堂本印象美術館は府立美術館だが、白塗りの建物のデザインは変わっている。この美術館も10年ほど前に来たことはあるが、詳細は何故か記憶が薄れている。日本画を現代化した画家なのだが、この人の作風はどうも私の感覚には合わないところがある。だが、“絵は子供の目で見よ”と心の中で一喝して鑑賞を進めたが、その感覚は今回も解消できなかった。まぁ、それでも良いのではないか。 鹿苑寺の北山殿は壮大な池をめぐる回遊庭園なのだと改めて気付く。金閣はその池の中にある。その池から北側へ登って行くと、金閣をはるか下に見る、ある種峰の頂点になっている場所に小さな茶室・夕佳亭がある。私には、風情があり金閣よりもこれが好ましく思えた。 . . . 本文を読む
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