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“西研特別授業『ソクラテスの弁明』”を読んで

今回は“西研特別授業『ソクラテスの弁明』-読書の学校(教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著)”のテキストの読後感想を紹介したい。この本は“早稲田高等学校有志と『ソクラテスの弁明』という本をめぐって100分間の西研氏の講演・セミナー(読書の学校)”を元にして出版されたものとの意味の説明が、冒頭にある。この年齢に至って、高校生レベルの話を“お勉強”するのも気恥ずかしいものがあるが、この際、基本を分かり易く知っておくことは大切であると恥も外聞もなく取り上げることとした。 とにかく、安倍氏はこのソクラテスとは全く正反対の人物ではなかったか。安倍氏の“信なくば立たず”という言葉そのものも空疎だ。この政治家の言葉は全てが空疎であり、そのウソに近い言葉に国民は安易に騙されて続けて来た。この騙されている大衆によってソクラテスという真実が殺害されるのが歴史の残酷さなのだろうか。特に日本人は歴史から学ぶ姿勢に乏しい事実を見る時、私はほとんど絶望するのだ。果たしてこれから、我らが政治指導者はどのような人物が選ばれ、どのように考え、どのように行動するのであろうか。そして我らは何時、“偽”を拒絶し忌避し、“真”を実現するのであろうか。 . . . 本文を読む
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