The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
中国政権のゴタゴタと安倍政権の末期の不思議な無風
長雨続きで中国長江の三峡ダムの決壊が危ういとのこと。一方、習近平国家主席が、先週食べ残しの根絶を目指す方針を打ち出した、という。国内で発生した水害等で食料不足への懸念もあるらしい。さらに李克強首相は5月の全国人民代表大会閉会後の記者会見で国民の約半分はまともな仕事がなく、貧困状態にあることを明らかにしたという。中国は新型ウイルスの感染蔓延による経済活動の停滞や、米国の中国封じ込め政策で失業者が結構居て経済は酷いようだ。さらに追い打ちをかけるように、“今年の北戴河会議では、現指導部の一部と胡錦涛や温家宝らの長老たちが、習近平をつるし上げ、対米関係の改善を求めた。”との噂、報道が先週末あたりから聞かれるようになった。このところ北京政権内部でのゴタゴタが目につき始めている。
そうした結果からか、意外にも16日以降の尖閣近海での中国側の動きが鈍いように見られる。しかし、9月の大型漁船への禁漁が解禁された場合、中国側が尖閣領海で中国漁船の不法を取り締まった場合、この自作自演劇に対する有効な対応策が日本側に無いのは事実のようだ。
国内では、長期にわたる安倍政権も国民の“一般意思”を無視した身勝手な振る舞いばかりで、やってるフリのまま、首相の健康不安説など飛び交い、大詰め閉幕の気配が漂う。しかし一部右派政治家の靖国参拝など、異様なことが大手を振って行われている一方、政治的には全く無風だ。先に指摘した中国の政権内部の激動や、大統領選挙で揺れる米国とは全く様相が異なる。これにはこの国の人々の政治や社会認識の異様さが背景にあるのではないか。 . . . 本文を読む
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