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鎌田 浩毅・著“揺れる大地を賢く生きる―京大地球科学教授の最終講義”を読んで思うこと

少々古くなった話かもしれないが、4月に札幌市で開かれる主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合を前に、議長国の日本が提示した共同声明原案に欧米勢が反発しているという。二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力発電所の全廃時期に踏み込んでいないことに批判が集まっているのだという。どうしてこうなるのだろうか。 地球温暖化自体が本当は怪しい議論だということをしっかり認識する時期に来ているように思うのだ。特に、CO2温暖化説は絶対的に正しいというのは、ほぼ宗教的信念であって、科学的思考の結果ではないということが明らかにされなければならないと思っている。信頼できる地球科学の学者が“短期的には温暖化は事実だが、長期的には実は寒冷化していると考えるのが科学的に普通だ”と言っているのだ。それは京都大学・鎌田浩毅教授だ。そして、著書“揺れる大地を賢く生きる―京大地球科学教授の最終講義”の“第5章 地球温暖化は自明でない”に詳しいので、ここで紹介したい。 . . . 本文を読む
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