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3月に鑑賞した映画の紹介

関西電力が中部、中国、九州の各電力会社にカルテルの結成を主導しながら、それを当局に訴え出て自らは処分を脱がれたいう。関西電力の森望社長は「法令遵守体制を一層強化していく」「このような事態を二度と起こさないよう私が先頭に立って再発防止に取り組む」と述べた、という。正に呆れた態度ではないか。
関電はSDGsに関連するウェッブサイトに“サステナビリティ方針”を掲げて次のように宣言している。

当社グループは、経営の最上位概念である「関西電力グループ経営理念 Purpose & Values」において、お客さまや社会にとっての「『あたりまえ』を守り、創る Serving and Shaping the Vital Platform for a Sustainable Society」という存在意義のもと、「公正Fairness」「誠実 Integrity」「共感 Inclusion」「挑戦 Innovation」という価値観を大切にして事業活動をおこなうことで持続可能な社会を実現することを掲げています。

この会社の「公正Fairness」「誠実 Integrity」「共感 Inclusion」はお題目に過ぎないのか。不公正、不誠実にもかかわらず、“やっている”と宣言しさえすれば、それでSDGsの精神の不順守は免れるのだろうか。カルテル結成を主導しておいて、“公正を全ての人々に”どうするのか、他の電力会社への「共感」すら失ってしまった、堕落した会社ではないのか。関電が電力供給に頓挫した時、助けてくれる他社があるというのか。その時関電から電力を受けている使用者に不利益はないと言えるのだろうか。それが公共事業者と言えるのだろうか。

関電はこの一件以外にも、送配電子会社を通じてライバルである新電力の顧客情報を盗み見した悪行もやらかしている素行不良会社だ。それにもかかわらず、株価は昨年9月を底に上昇の傾向にある。金融界取分け証券界ではESG投資と称して企業一般に「お行儀の良さ」を求めている。それにもかかわらず、素行不良の会社の株価がそれを反映した結果になっていないというのはどういうことだろうか。「その悪行は、会社の利益のためだから良いのだ」ということなのだろうか。その悪行は社会の不利益にもかかわらず、なのだ。
結果として、JR西日本と言い公共事業者としての「自覚と覚悟」に欠ける大規模公共事業者が日本には多過ぎるのではないか。公徳心を失った日本に未来はあるのだろうか。

日本の未来に処するため、「量子コンピューター」初号機が理研で稼働した。これはこれで良いニュースではあるが、日本の社会の意識が旧態依然たるものである、という自覚が日本人に欠けているような気がする。表面的な技術開発はそれなりに進み始めた観があるが、社会意識は全く啓発されていないのが実態なのだ。
例えば、女性や性的マイノリティへの対応意識が低すぎるのだ。例えば、赤ちゃんや胎児の遺体がとんでもない場所で発見されることがこの国では多すぎるのだ。しばしば隠れたニュースになるが一向に減らない。人口減少社会だと言っているにもかかわらずなのだ。こんな“先進国”は今や世界には存在しないのではないか。これは、女性の社会参加が進んでいないことの結果なのだ。
そういう社会意識の未開発性が、日本社会の低開発性の原因ではないかと、私は見ている。


さて、早くも4月、今回も先月鑑賞した映画の紹介をしたい。先月見たのは、BSシネマが9本、ネット無料映画は15本、有料ネット配信が1本、レンタルビデオが6本。計31本となった。TV放映録画映画は1本もなかった。先月42本だったことからすると11本減となった。先々月1月は48本。ちなみに12月は36本。残念ながらこの4カ月で最低の本数となった。
それは2月下から3月初めにかけて、マイナポイントに煩わされ、3月中頃まで確定申告に煩わされ、その合間に仕事があり、お出かけもやったりしたことによる。3月は結構忙しかったのだ。
それでも31本と結果として1日1本と結構頑張ったつもりだ。特に15日までのソースがBSシネマで4本、ネット無料映画4本、レンタルビデオ4本と満遍なく12本に対し、16日以降となるとBSシネマ5本、ネット無料映画11本、ネット有料映画1本、レンタルビデオ2本の計19本となっていて、圧倒的にネット無料映画が多い。
それは、私のソースであるGYAO!が3月いっぱいでサービス終了となるから、懸命に見たためだ。これは2月から分かっていたことなので、もうちょっとGYAO!を重点で見ていたつもりだったが、結果としてギリギリで対応したことになっていて、残念至極である。まぁもう済んだことなのだが。今後はどうするかが課題でまだ対応は決めていない。当面GYAO!ロスに耐えなければならないだろう。

ここで、例によってNHK BSプレミアム放映のBSシネマ9本の紹介から始めたい。

①3月2日“カリートの道 Carlito's Way”1993年・米・監督:ブライアン・デ・パルマ
出演: アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー、ジョン・レグイザモ、イングリッド・ロジャース、ルイス・ガスマン、ヴィゴ・モーテンセン、エイドリアン・パスダー、ジョン・アグスティン・オーティス、ジョン・セダ
犯罪社会に在って、かろうじて生き延びてきた男が、そういうおぞましい社会から抜け出せそうな一瞬に殺害されてしまう悲劇を上手く表現している。ハラハラ、ドキドキもあって映画として良かった。

②3月6日“ギルバート・グレイプ What's Eating Gilbert Grape”1993年・米・監督:ラッセ・ハルストレム
出演: ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス、ダーレン・ケイツ、ローラ・ハリントン、メアリー・ケイト・シェルハート、メアリー・スティーンバージェン、ケヴィン・タイ、ジョン・C・ライリー
ところで、肝心のギルバート・グレイプはその後どうしたのだろうか。ベッキーとどうしたのだろうか。閉塞状態は変わらないように思うのだが。

③3月14日“LION/25年目のただいま Lion”2016年・豪・米・英・監督:ガース・デイヴィス
出演:デーヴ・パテール、サニー・パワール、ルーニー・マーラ、デビッド・ウェナム、ニコール・キッドマン
小さい時の記憶のままの街は、大きくなって行って見ると全く違う町に見える。それは自らの身体的サイズ感が全く異なることによる。だから、意外にもそのままの懐かしさは乏しいこともある。実のお母さんは、サルーが居なくなって直ぐにその兄も亡くしたという。気の毒な運命の人だったのだ。

④3月15日“めまい Vertigo”1958年・米・監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームズ・ステュアート、キム・ノヴァク、トム・ヘルモア、バーバラ・ベル・ゲデス
可能性はあるが、実際にはありえない都合の良いトリック。この映画、前半はあまり意味なく、後半1時間が問題。それにしてもジュディ・バートンは不運な女性だ。マージョリー・ウッドも可哀想。この時代の女性ファッションはオッパイを尖がらせていたのか。

⑤3月20日“今を生きる Dead Poets Society”1989年・米・監督:ピーター・ウィアー
出演:ロビン・ウィリアムズ、ロバート・ショーン・レナード、イーサン・ホーク、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイド、カートウッド・スミス、アレクサンドラ・パワーズ
映画として少し中だるみでダルイところがあるが、“『教育』とは何なのか”を改めて考えさせる内容だ。伝統と規律のある教育に意味があるのか。それは型にはめる教育ではないのか。個性を伸ばす教育が敗北する内容だが、そのままで良いのか。子供を死なせた親が責められずに、教師が責められた。まるで日本の現状と同じ状態?

⑥3月28日“ブルース・ブラザース The Blues Brothers”1980年・米・監督:ジョン・ランディス
出演:ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、スティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダン、レイ・チャールズ、ツイッギー、チャカ・カーン、スティーヴン・スピルバーグ
R&Bのナンセンス映画。大物出演者多数。パトカーが中古のパトカーを追っかけまわして、ハチャメチャ!最後は警察、軍隊総動員!そのハチャメチャ観が何とも言えずに楽しい!

⑦3月29日“キネマの神様 The God of Cinema”2021年・日本・監督:山田洋次
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、リリー・フランキー、前田旺志郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子
当初は志村けんと菅田将暉の主演(志村にとっては映画初主演)で2020年12月に公開予定だった映画。さすがに山田洋次の秀作だ。コロナ真っ只中で良く仕上げた。過去パートは昭和30年代前半だろう。沢田研二も若い俳優陣もよくやっている。

⑧3月30日“シンドラーのリスト Schindler's List”1993年・米・監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リーアム・ニーソン、ベン・キングズレー、レイフ・ファインズ、 キャロライン・グッドール、ジョナサン・セガール、エンベス・デイヴィッツ、マーク・イヴァニール
何度か見たはずだが、体調不良で眠ってしまったりで結局2度目。それも前回は中盤アタリが記憶が飛んでいる。今回でようやく覚醒して見れたが、全編気分が悪くなる。酷いことを克明に再現した。この純金バッジでもう二人、否一人は救えたハズなのにしなかった、と泣いていた。シンドラーがどの段階で変心したのか明確には分からなかった。少尉であんなに権限(収容所所長)があるのか、SSにそんなに権限があったのか。

⑨3月31日“牛泥棒 The Ox-Bow Incident”1943年・米・監督:ウィリアム・A・ウェルマン
出演: ヘンリー・フォンダ、ダナ・アンドリュース、メアリー・ベス・ヒューズ、アンソニー・クイン、ハリー・モーガン、ジェーン・ダーウェル、フランク・コンロイ、マーク・ローレンス
1885年、ネバダ州のある町で起きた牛強盗事件の実話だという。保安官が事件捜査で不在の中勝手に民警団を作って、町中の男達が犯人追跡を始めるが、途中で捕まえた3人を犯人として縛り首にしたが、冤罪だった。冤罪で殺されたマーティンの妻への手紙は法治と正義についての立派な見解・立場を語っている。


以下はネット無料映画(GYAO!)で見た映画15本だ。

⑩3月7日“かえるのうた/したがる女たち”2005年・日本・監督:いまおかしんじ
出演: 向夏、平沢里菜子、吉岡睦雄、七瀬くるみ、佐藤宏、伊藤猛、川瀬陽太
必要なシーンを絞り込んでカット割りしていて軽快で乾いた展開。だから上映時間65分と短くて良い。最後に数年を一気飛ばししてみせた。一見乾いたようで、ウェットな微妙な感覚も良い。

⑪3月12日“復讐するは我にあり Vengeance Is Mine”1979年・日本・監督:今村昌平・原作・佐木隆三
出演: 緒形拳、三國連太郎、ミヤコ蝶々、倍賞美津子、小川真由美、清川虹子、フランキー堺、加藤嘉
犯人の複雑な家庭事情、そこへ逃走先でのさらに歪んだ家族関係。なんとも出口のない世界。そして何に復讐するというのか。

⑫3月13日“モネ・ゲーム Gambit”2012年・米・英・監督:マイケル・ホフマン
出演:コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、トム・コートネイ
嫌気を差した雇い主にする復讐劇。失敗する動きが面白いが、日本人を絡めて、結局は金をせしめる話。キャメロン・ディアス当時すでにちょっと御年39歳?

⑬3月15日“王様のためのホログラム A Hologram for the King”2016年・米・監督:トム・ティクヴァ
出演:トム・ハンクス、アレクサンダー・ブラック、サリタ・チョウドリー、シセ・バベット・クヌッセン、ベン・ウィショー、トム・スケリット
重い話が軽く展開してテンポよく見終えられた。サウジアラビアの慣習など概要が良く分かり、面白く見れた。民衆の根強い民主化欲求も垣間見えた。主人公はザーラ・ハキムと再婚したのか?砂漠の海岸で過ごすのか。それも人生の一策か!

⑭3月18日“ツーリスト(2010) The Tourist”2010年・米・監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演: アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ、ポール・ベタニー、ティモシー・ダルトン、スティーヴン・バーコフ
出演者がそう多くなく映画ができている。アレクサンダー・ピアスを追っかけて彼のベニスの屋敷までやってきたが、結局誰がアレックスかは中々分からない。英国政府には未納分の税金の小切手を渡るようにして、一件落着。2000万ドルもかけた整形がそれか?と言われて、気に入らない?結構面白い。

⑮3月20日“3人の信長”2019年・日本・監督:渡辺啓
出演:TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、奥野瑛太、坂東希、髙嶋政宏
朝倉攻めで、浅井に後方から襲われて京都に逃げ帰った時の影武者3人の話。朽木で今川の残党に捕らえられた影武者の処分を巡っての混乱を映画にしたコミック。実話ではあるまい。

⑯3月27日“イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 【吹替版】 The Imitation Game”2014年・米・監督:モルテン・ティルドゥム
出演: ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド、ロリー・キニア、チャールズ・ダンス、マーク・ストロング
暗号解読にクロスワードパズルがそんなに役に立つのか?エニグマ(ドイツの暗号)解読後、解読を知られないために、ワザと軍司令部に危機を連絡しないと判断、逆に暗号解読を知られていないフリをする方法(犠牲者を選択する)を統計的に編み出すことを提案する。又、チームの中にソ連のスパイが居ても同性愛者であることをバラすと脅される。だが上司はそれを把握して泳がせていた。国家機密の前に複雑な政治的カケヒキが見えて辛い。エニグマを破ったチューリングマシンはコンピュータの元となるのだが、アランは同性愛で有罪判決を受け、41歳で非業の死を遂げる。2013年イギリスのエリザベス女王は死後恩赦を与え名誉を回復させた、という。こんな英国の話を米国が映画にするのだ。

⑰3月28日“仮面の男 【吹替版】 The Man in the Iron Mask”1998年・米・監督:ランダル・ウォレス
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョン・マルコヴィッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーン、アンヌ・パリロー、ジュディット・ゴドレーシュ、ピーター・サースガード
もう終わるせいか、やたらとCMが多くなっていた。字幕で気楽に見れないので吹替版にした(以下同様)。以前どうやってか見たような気がするが結末が記憶になかった。“アレクサンドル・デュマの『ダルタニャン物語』をベースに、ルイ14世と鉄仮面伝説、老いた三銃士の復活と活躍、王妃とダルタニアンの秘めた恋を描いた”とのことで、意外に面白かった。

⑱3月29日“不動の仁義”2013年・日本・監督:片岡修二(周知安)
出演:白竜、KOJI、高島優子、矢吹春奈、史朗、野口雅弘、金山一彦
カタギになったが、過去の恩義を果たすために抗争に巻き込まれる話。あの世界は一旦入ると抜け出すのは不可能なのか。

⑲3月30日“アメリカン・ハッスル 【吹替版】 American Hustle”2013年・米・監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ
詐欺に色恋が混じって、話が後半に入って急に話が大きくなり、政治家を狙うFBIと市長レベルから上下院議員が絡んで、さらに超大物マフィア(ロバート・デ・ニーロ)も巻き込む話になった。さらに終盤になって、それを根本からひっくり返す内容、実に奇想天外。だが、1970年代にアトランティックシティで起きた収賄スキャンダル「アブスキャム事件」が基になっているというから二度ビックリで大変面白い。

⑳3月30日“チャーリーズ・エンジェル(2019) 【吹替版】 Charlie's Angels”2019年・米・監督・脚本:エリザベス・バンクス
出演:クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカ、エリザベス・バンクス、ジャイモン・フンスー、サム・クラフリン、ノア・センティネオ、ジョナサン・タッカー、パトリック・スチュワート
当初、見る気はなかったが見てみると昔TVで見たのとは違ったテイストで楽しめた。妙なお色気無しでハラハラドキドキで良かった。パトリック・スチュワートは時々見る俳優だ。

㉑3月30日“ホース・ソルジャー 【吹替版】 12 Strong”2018年・米・監督:ニコライ・フルシー
出演:クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、ナヴィド・ネガーバン、トレヴァンテ・ローズ、ジェフ・スタルツ、サッド・ラッキンビル
84人の星4.2だったので見たのだが、まぁありがちな英雄譚。9・11同時多発テロ後のアフガニスタン戦争において、アメリカ最初の反撃としてわずか12人で北部同盟と共にそれも馬に乗って戦い、わずか3週間でマザリシャリフを奪還した米陸軍特殊部隊員の実話という。戦術戦略の分かり難い部分が多くてついて行けなかった。戦術爆撃でまだB52が現役なのだ。また終了ギリギリで見た。CM多過ぎ!

㉒3月31日“ナイト・アンド・ザ・シティ Night and the City”1992年・米・監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・ラング、ジャック・ウォーデン、クリフ・ゴーマン、アラン・キング、イーライ・ウォラック、バリー・プリマス
リメイク作品。舌先三寸でニュー・ヨークでプロ・ボクシング興行で一旗揚げようと詐欺まがいに企んだが、資金の供給が結局破綻して、失敗する話。そこに様々な人間関係が複雑に絡まる。だが、細かいところで分かり難い点が多数あり、全部を理解するには困難。デ・ニーロ適役。

㉓3月31日“ラスト・ラブ Can't Buy My Love”2017年・米・監督:ファラド・マン
出演:アデレード・ケイン、ベン・ホーリングスワース、ロドリーゴ・ロジャス、アンドレア・ボルドー、ラモン・アーチェイ
絵に描いたようなベタなそしてホッコリする恋愛映画。それがダブルで進行する。

㉔3月31日“ロマンス・オン・メニュー 約束のミートパイ Romance on The Menu Hearts Down Under”2020年・米・豪・監督:ロージー・ロード
出演:シンディ・バズビー、ティム・ロス、ナオミ・セクエラ、ピーター・ベンズリー、ジョーイ・ヴィエイラ、バーバラ・ビンガム
最後のGYAO!映画。やっぱりホッコリする映画が見たかったので選んだ。予想通りでよかった!何だか台詞の言い方が学芸会のようだが、笑顔で言い合い喧嘩するのだと思った。


次はネットで有料配信している映画1本だ。これは子供が入会しているサブスクによるものを拝借して見たもの。

㉕3月27日“トップガン・マーヴェリック Top Gun: Maverick”2022年・米・監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、エド・ハリス、ヴァル・キルマー
アイスマンが再登場していたが、恋人チャーリー(ケリー・マクギリス)やグースの妻(ルースターの母:メグ・ライアン)の再登場はなかったのが残念。少し時代遅れのF-18を使う等、軍事知識の長けた脚本が巧いと思う。米軍の戦闘機も使う仮想的はどこの国?だけどイランが限りなく近い国で、イスラエルがやりそうな作戦か。


次は、レンタルビデオ6本である。

㉖3月4日“しびれくらげ The Hot Little Girl”1970年・日本・監督・脚本:増村保造
出演:渥美マリ、田村亮、玉川良一、川津祐介、内田朝雄、草野大悟、近江輝子、笠原玲子
ハナシは淀みなく進んで行く。結局はカネか。映画としては並の出来。渥美マリの台詞棒読みが気になった。

㉗3月9日“新・悪名” 1962年・日本・監督:森一生
出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、浜田ゆう子、藤原礼子、万里昌代、須賀不二男、沢村宗之助、武知杜代子、茶川一郎
終戦直後の混乱期。生きて帰った悲劇。闇市の支配権をめぐってのいざこざ。朝吉はやくざになるのか、よく分からない。スタジオセットも大変だ。桂付近のシーンで、遠くに見える阪急電車が懐かしいが、架線柱の様子からはこれは終戦直後のものではない。

㉘3月10日“極道戦争 武闘派”1991年・日本・監督:中島貞夫
出演: 中井貴一、松山千春、増田恵子、永島暎子、火野正平、千葉真一
どうやら一度見ていたのを忘れたようだ。借りたから見ざるを得なかった。松山千春と中井貴一の珍しいコンビ。それに増田恵子。九州のヤクザ戦争。

㉙3月11日“制覇”1982年・日本・監督:中島貞夫
出演:三船敏郎、岡田茉莉子、菅原文太、名高達郎、中井貴恵、秋吉久美子、松尾嘉代、梅宮辰夫、清水健太郎、にしきのあきら、大信田礼子、高岡健二、丹波哲郎、加山麗子、舟倉たまき、桂小つぶ、小池朝雄、小林旭、若山富三郎、鶴田浩二
これも一度見たかもしれない。配役も当時一流の俳優陣で固めている。内容も山口組と直ぐに分かるどうやら実録ものに近いらしい。年老いた親分の周辺の話ではあり、組運営の矛盾が噴出して、難しさ極まれりといった観がある。暴力団には代替わりで必ず抗争が起きている。

㉚3月19日“ファーストレディ ホワイトハウスの品格 First Lady”2020年・米・監督:ニナ・メイ
出演:ナンシー・スタフォード、コービン・バーンセン、ステイシー・ダッシュ、ジェン・ゴズゾン、ベンジャミン・デイン、メリッサ・テンメ
政治にまつわる話ではなく、ほっこりするチョットした恋愛映画だとラストでやっとわかる。B級だが何となく良い映画だ。

㉛3月21日“あしたのジョー”1970年・日本・監督:長谷部安
出演:石橋正次、亀石征一郎、高樹蓉子、辰巳柳太郎
元々は劇画。それを新国劇でやっていたとは知らなかった。それを映画化したもの。劇画も見ていなかったので、どんな内容か知りたくて見た。やっぱり漫画の域を出ないという感想。

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