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‘24年3月に見た映画の紹介

政治資金裏金問題で自民 39人処分決定があったが、不満や岸田首相の責任問う声が上がっている、という。 
中には再審査請求をするという動きもある様子。自民はもうヒッチャカメッチャカ!
一方で、萩生田氏の“お目こぼし”は、安倍派のドン森氏の強い要望によるものだという憶測が漂っている。 この期に及んでも未だこんな状態なのだ!ど本命責任者の言い分を未だ聞くのか?
立法にかかわるものが違法行為を行って何もお咎めなし。納税の義務も果たさない。それで済むのがこの国のありようなのか?

そんな立法にかかわる不法者たちが、裁判官弾劾裁判で判事を罷免した。日本は大丈夫か?

昔は要所にサムライが居たものだが、今や誰も居らず責任も取らず、真相を藪の中にしたままでの処分は不満が噴出するのは当たり前なのだ。ぐじゃぐじゃでもこの国の国民は総選挙で自民を選ぶのか?そうなれば相当のアホアホ!!!
政権側は訪米で新規巻き直しを目論むも、政権には弱みがあるのでバイデン氏によって何を約束させられるのか、大いに懸念されるところだという。

静岡の川勝知事によって止められたリニア新幹線工事。この背景には財界人の人間関係、好き嫌いがないまぜになっているという噂があるようだ。自民党の内紛もそうだが、この国は法によって支配されているのではなく、人間関係で動いている開発途上国に成り下がっているのだ。公に私情が反映されて最悪なのだ!

台湾はM7.2の巨大地震にも粛々と迅速な対応が取れているのに日本の報道が驚いている。 
日本では大変だとの声は上がっているが、実際のところ起きれば相変わらずの対応のような気がするが、いかがだろうか。
“国土強靭化”も掛け声ばかりではないのか。能登半島地震も一向に変わらぬ対応のような気がして、復旧が遅く感じるのは私ばかりだろうか。
南海トラフ地震対策は本当にできているのか?日本の総力戦になるはずだが、国会はあの為体、どうにもならず政争に明け暮れている。これぞ日本の危機。台湾有事は他人事で、日本有事は大丈夫なのか?百年一日で何も変わらないこの情けない日本。かつてアジアの盟主を誇っていたのは、昔日のこと!もはや極東の発展しない国・後進日本なのだ!

SDGsでソーラー発電をやる??!!のアホアホ!
日本で採算の合うソーラー発電をやろうとすれば、中国製パネルが安いので採用することになる。ところが、中国製の太陽電池はSDGsに適合しないのだ。強制労働と石炭火力の成果だというのだ。
かようにSDGsをお気楽にやろうと言っても、のんきにはやれない事情が大いにある。注意力が無ければ、逆SDGsになりかねないのだ!

一方、自動車業界ではEVからガソリン車復帰への急傾斜が始まっている。EVメーカー・テスラ社の売り上げも減少し始めた。 そしてEV車の欠点が目立ち始めた。例えば 冬季に立ち往生する可能性が高い、或いは、重量が重いなど。雪の中でエンストして立ち往生すれば命に係わる問題になりかねない。重量が重いと道路の摩耗が激しくなり、道路保守にコストがかかるなどの問題が生じるというのだ。
そう考えればマツダのWell to Wheelの考え方が真っ当だったことになる。そして究極のガソリン・エンジンを開発したが、評価されなかった。その技術、見直されて然るべきではないか。

そろそろ、CO2温暖化論も見直す時期が来ているのではあるまいか。怪しい議論で変な方向に世界中が振り回されてきているのではないのか?過激な予防原則も同様だ。ついでにお気楽なSDGsも見直す必要があるのでは?
健全なバランス感覚が無ければ、議論は誤ってしまう。この健全なバランスが世の中が複雑化している今こそ必要な時代なのではないのか!



さて、またまた月が替わって4月になった。ここで例によって、前月見た映画の紹介としたい。3月は全26本の鑑賞となった。何とか20本を越すことが出来た。NHK-BSでのBSシネマで7本、ネットで13本、レンタルで6本だ。

先ずはBSシネマの7本の紹介としたい。

①3月4日“男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け”1976年・日本・監督・原作・脚本:山田洋次
出演:渥美清、太地喜和子、倍賞千恵子、下條正巳、前田吟、太宰久雄、佐藤蛾次郎、宇野重吉、岡田嘉子、桜井センリ、久米明
“寅さん”実はこれまで全く見てはいなかった、今回初めて。俳優陣は豪華。話は結構飛ぶが単純で面白かった。どこが夕焼け小焼けなのか、竜野が“赤とんぼ”の三木露風の生誕地だからだろうが、話とはあまり関係なさそう。

②3月6日“フィラデルフィア Philadelphia”1993年・米・製作・監督:ジョナサン・デミ
出演:トム・ハンクス、デンゼル・ワシントン、アントニオ・バンデラス、ジェイソン・ロバーズ、メアリー・スティーンバーゲン、チャールズ・ネイピア
トム・ハンクスがアカデミー主演男優賞を受賞したエイズ患者をテーマにした感動のドラマ。フィラデルフィア市随一の大規模法律事務所が舞台。エイズと知られた事務所の弁護士ベケットが案件の書類を隠され不当に解雇されることで、彼を助ける別の弁護士と戦う話。結局、ベケットは公判中に亡くなるが勝訴する。

③3月12日“そして父になる Like Father, Like Son”2013年・日本・監督:是枝裕和
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、二宮慶多、黄升炫、ピエール瀧、田中哲司、國村隼、井浦新、樹木希林、夏八木勲
家族の在り方を考え直す良作品だ。この問題の解決策は当該の2つの家族が一体になること以外に考えられない。少なくとも子供が育つ10年間まではそうするしかないのではないか。但し、家族間格差が無ければの前提となる。この映画の場合はそれが無さそうなのが救いである。極端にある場合はどうすればよいのか分からない。野々宮氏の了見の狭さが気になったが、エリート・サラリーマンに有りがちな傾向なのかも知れない。

④3月13日“タクシードライバー Taxi Driver”1976年・米・監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ピーター・ボイル、ハーベイ・カイテル 
ジョディ・フォスターは、公開当時わずか13歳。監督マーティン・スコセッシは、浮気した自分の妻の殺害を仄めかすタクシーの客として出演。
社会の暗部はその程度なの?なのでトラヴィスはもう少しハチャメチャであってほしかった。だが、この映画の評価は高い、何故?デ・ニーロの演技は最高だが!

⑤3月18日“戦場にかける橋 The Bridge on The River Kwai”1957年・英・米・監督:デヴィッド・リーン
出演:ウィリアム・ホールデン、アレック・ギネス、ジャック・ホーキンス、早川雪洲、ジェームズ・ドナルド、ジェフリー・ホーン、ヘンリー大川、勝本圭一郎
古い有名な映画dが、恥ずかしながら初見。面白かった。日本軍の武器が英国のものに置き換わっていたようで、日本兵の出演者が少ないのも気になった。実話ではなさそうだが、荒唐無稽では無さそうだ。だが、橋の建設が英軍捕虜の主導下で進行することはあるまい。ラストは劇的でどういう特撮だったか興味深い。泰緬鉄道は実在し、建設には捕虜も動員されたがアジア人が大多数だった由。川は本来メークロン川だったが、この映画によってクウェー・ヤイ川と改称の由。

⑥3月25日“マイノリティ・リポート Minority Report”2002年・米・監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー、ロイス・スミス、ピーター・ストーメア、ティム・ブレイク・ネルソン、スティーヴ・ハリス、キャスリン・モリス、マイク・バインダー
内容は非常に複雑であるので、1度見ただけでは理解不能。ボーっとただ見るだけだった。こういうSFではありがちだが、未来の予知ができたら、それを変えようとするから結局予知できない矛盾がでてくる。AIではなくてプリコグ(precog:precognitive、予言者)という人の脳に頼っているのが、逆に古代的な印象だ。

⑦3月27日“ハドソン川の奇跡 Sully”2016年・米・監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー、オータム・リーサー、ジェリー・フェレーラ、サム・ハンティントン、クリス・バウアー、ホルト・マッキャラニー、マックス・アドラー、ヴァレリー・マハフェイ
2009年1月15日のニューヨーク。マンハッタン上空850メートルでの旅客機事故。バード・ストライクで全エンジン完全停止。機長は機体を必死に制御し、目の前のハドソン川に着水させ乗員乗客155名全員無事に生還させる有名な話。事故調でラガーディア空港に戻れたはずとのシミュレーションを、直ちに戻れるはずなくどうするか分析判断する時間35秒が必要だとして覆した。左エンジンも完全停止の証拠が出た。トム・ハンクスの好演。サリーは機長のニック・ネーム。

次はネット経由で見たもの13本の紹介である。新しい映画が多い。

⑧3月1日“サバイバル・ソルジャー Welcome to the Jungle”2014年・米・監督:ロバート・メルツァー
出演:アダム・ブロディ、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ロブ・ヒューベル、クリステン・シャール、メーガン・ブーン、デニス・ヘイスバート
ジャン=クロード・バン・ダムって?不識!広告デザイン会社での社内教育で、急遽孤島ジャングルでのサバイバル訓練。そんなこと米の会社でもやるんだ、とある種驚き!インストラクターがあっさし虎に襲われて海に落ちて行方不明・・・主人公クリスと部長フィルのグループに分裂して相克。何だかオフザケが過ぎて・・・面白くなかった。メーガン・ブーンを見ていただけ!B級。

⑨3月2日“NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム Nerve”2017年・米・監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
出演:エマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、エミリー・ミード、ジュリエット・ルイス、マイルズ・ハイザー、コールソン・ベイカー、キミコ・グレン、マーク・ジョン・ジェフリーズ、サミラ・ワイリー、ブライアン・マーク
携帯による参加型オンラインゲームの危険性を示した映画。どうやら視聴者によって危険な挑戦が設定されて行くような仕組みのようだ。高校生が挑戦して掛け金につられてどんどん嵌って最後にはピストルで撃ち合いになるような羽目になったが、寸前で友人がプログラムを破壊し生還する話。賭け金は視聴者の支持による提供なのか?原題のnerveは“度胸”。

⑩3月3日“ザ・レジェンド Outcast、白幽靈傳奇之絶命逃亡”2015年・米・中・加・監督:ニコラス・パウエル
出演:ヘイデン・クリステンセン、ニコラス・ケイジ、リウ・イーフェイ、アンディ・オン、ビル・スー・ジアハーン、バイロン・ローソン、サイモン・チン、シー・リヤーン
お伽話。十字軍に従軍しアラビアからペルシア、中央アジア、インドを飛ばして中国に渡るのはかなりのエネルギーを要する。要は3年では不可能。山賊と政府軍では勝負にならないのに、首領同士の一騎打ちをやるか?12世紀の中国は宋で政権不安定?実権を握っているのは将軍(私兵の軍団長)で皇帝の親族はその上に乗っかっているだけ、というのはあり得ない。シナリオからしてC級映画。時間の無駄だった!

⑪3月9日“デンジャラス・トレジャー 「狙われた秘宝」 The Rendezvous”2016年・米・監督:アミン・マタルカ
出演:スタナ・カティック、ラザ・ジャフリー、アルフォンソ・バッサベ、グレン・フレシュラー、メグ・シオーニ、ロナルド・ガットマン
一寸珍しいアドベンチャーサスペンス。これまでの死海文書を補完する巻物が追跡の鍵。カルト集団が追って来る戦い。結局、国務省の役人にカバーしてもらう。軽く面白かった。

⑫3月10日“ギリシアに消えた嘘 The Two Faces of January”2014年・米・英・仏・監督:ホセイン・アミニ
出演:ヴィゴ・モーテンセン、キルスティン・ダンスト、オスカー・アイザック、デイジー・ベヴァン、デヴィッド・ウォーショフスキー、イジット・オツセナー、オミロス・ポールアキス
1962年ギリシアを旅行していたビジネスマン。実は大勢の投資家を欺き、石油会社のインチキ株を売った詐欺師。追手の私立探偵を逆に殺してしまうところからガイドのフリーターを絡めて話が始まる。良く計算され現実的で面白かったが淡々とし過ぎていて何かパンチかスパイスが欲しい。ちなみに、批評家支持率は82%、平均点は10点満点で6.9点となっている由。

⑬3月11日“ビリオネア・ボーイズ・クラブ Billionaire Boys Club”2018年・米・監督:ジェームズ・コックス
出演:アンセル・エルゴート、タロン・エガートン、ケヴィン・スペイシー、エマ・ロバーツ、ジャド・ネルソン、ビリー・ラード、スキ・ウォーターハウス、ジェレミー・アーヴァイン、ボキーム・ウッドバイン、ワリード・ズエイター、アリシア・サンズ、ライアン・ロットマン、バーニー・ハリス、ウェイン・ペレ
事実に基づく話と最初に出る。最後に一部の事件で係争中、とも出ていた。生々しい事件。本当の金を一度も手にしなかった内にスキームが破綻したことが原因だろう。まぁ主謀者の考え方次第だが、本来的にポンジ・スキームだったのかもしれない。面白かったが、批評的にも商業的にも失敗した作品に授与されるバリー・L・バムステッド賞を受賞の由で少々残念。

⑭3月17日“ある男 A Man”2022年・日本・監督:石川慶、原作:平野啓一郎
出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、仲野太賀、真木よう子、柄本明、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、仲野太賀
珍しい日本のスリラー映画で意外な展開で面白い。東京が舞台にならないのも珍しい。在日朝鮮人を登場させるには大阪か。プロボクサーになるほどの男が、倒木にダメージを受けるのが考え難いが、その瞬間に仕合せの内に死のうとしたのか。ラストシーンが謎で、城戸が何故谷口大祐になろうとしていたのか?自分も在日を消して他人を装いたくなった?それにオープニングとラストのルネ・マグリットの油彩画“不許複製”(1937年)には顔が映っていないが何を意味するのか。当たり前でない現実?

⑮3月19日“ベネファクター/封印 The Benefactor”2015年・米・監督:アンドリュー・レンツィ
出演:リチャード・ギア、ダコタ・ファニング、テオ・ジェームズ、クラーク・ピータース、ブライアン・アンソニー・ウィルソン、デニーシャ・プラット、リサ・ロバーツ、ロイ・ジェームズ・ウィルソン、ティボー・フェルドマン
何か不完全燃焼の印象。大富豪が単なる交通事故で親友を失ってそうなるのか?その交通事故に何か特殊な背景があるのか疑ったがドラマでは何もないようだ。またモルヒネ中毒から容易に社会復帰できるのか?結果、薄い内容になった。リチャード・ギアとダコタ・ファニングが主演しているが、残念だ!批評家支持率は25%、平均点は10点満点で4.2点の評価は肯ける。Benefactorとは“後援者”または“恩人”の意。

⑯3月24日“リーガル・マインド 〜裏切りの法廷〜 The Trials of Cate McCall”2013年・米・監督:カレン・モンクリーフ
出演:ケイト・ベッキンセイル、ニック・ノルティ、ジェームズ・クロムウェル、マーク・ペルグリノ、アナ・アニシモーワ、デビッド・ライオンズ
事件が錯綜していて、ケイトがどうやって最終的に苦境を乗り越えたのか、一寸分かり難かった。

⑰3月26日“デンジャラス・プラン 裏切りの国境線 Mercury Plains”2016年・米・監督:チャールズ・バーマイスター
出演:スコット・イーストウッド、ニック・チンランド、アンジェラ・サラフィアン、ジャスティン・アーノルド、アンディ・ガルシア
メキシコって今もあんなの?無法地域があっていいのだろうか?米軍の退役軍人が子供を使って強盗集団を作り犯罪を繰り返している。どうせその背景には黒い大きな組織があるのだろう。水銀の平原って?

⑱3月27日“誰よりも狙われた男 A Most Wanted Man”2014年・英・米・独・監督:アントン・コルベイン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ダニエル・ブリュール、ニーナ・ホス、ロビン・ライト、グリゴリー・ドブリギン、マルティン・ヴトケ、ライナー・ボック、ホマユン・エルシャディ、シャルロット・シュヴァープ、ダリヤ・アラボラ
ドイツのハンブルクで同国の諜報機関でテロ対策チームを率いるベテラン捜査官のCIAと競って活動。だが結局CIAに持って行かれたのか?“大物”は誰だった?

⑲3月30日“チェイサー Kidnap”2017年・米・監督:ルイス・プリエト
出演:ハル・ベリー、セイジ・コレア、クリス・マクギン、リュー・テンプル、カーティス・ベッドフォード、カーメラ・ライリー
息子を誘拐された女性がその息子と犯人を追いかける話。その瞬間、警察は全く当てにならないもどかしさがある。その地域では子供の誘拐が頻繁にあったが、国際的犯罪集団があった。ハラハラドキドキだったが、深い話はない。

⑳3月31日“ターミネーター: ニュー・フェイト Terminator: Dark Fate”2019年・米・監督:ティム・ミラー
出演:リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レジェス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ
スカイネットは誕生したのか阻止されたのか。代わってリージョンが人類の敵になって登場か?ややこしい。しかもジョン・コナーはT-800に殺されている。まぁとにかく襲ってくるRev-9を撲滅して終わる。何だかねぇ、忙しくてしんどい!またシュワちゃん出てる。

次にレンタル・ビデオの16本。邦画が多かった。一寸どうかな、ってなキワモノが多くて精神的におかしかったのか。

㉑3月5日“人妻家政婦 ふるえる唇”2001年・日本・監督:橋口卓明
出演:佐々木麻由子、伊藤猛、佐々木基子
エロティック。冒頭から絡み。私立探偵の浮気調査が殺人事件へ。だが、単なるお話、ツァンツァン!

㉒3月14日“さらば愛しきアウトロー The Old Man & the Gun”2018年・米・監督・脚本:デヴィッド・ロウリー
出演:ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック、ダニー・グローヴァー、ティカ・サンプター、トム・ウェイツ、シシー・スペイセク
“この物語もまたほとんど真実である。”と最初に宣言して映画は始まる。事実に基づく話は大抵面白い。“事実は小説より奇なり”だからだ。期待にそぐわぬ出来だ。17回目ではジュエルの言に従い脱走はせず満期出所。ジュエルとどう暮らしたかったのかは若干不明なのが余韻か。だがその後4件の強盗なら全科20犯か。レッドフォードは本作を以て俳優を引退すると明言している由。潮時を知っているのは幸せだ。

㉓3月15日“女賭博師”1967年・日本・監督:弓削太郎
出演:江波杏子、川口小枝、本郷功次郎、内田良平、山田吾一、早川雄三、仲村隆、龍岡晋、内田朝雄、加藤嘉、水原浩一、夏木章、高村栄一、春本泰男、高見国一、津田駿、河島尚真、谷謙二、大山健一、伊東光一
脚本の全てに必然性が乏しくいい加減な印象。きっかけの恋人の奪い合いも取って付けた感じ。急に新興のヤクザが全国の親分衆を集められるのか?全国の親分衆も簡単に騙せるのか?名古屋の親分のこと誰かしかも複数は詳しく知っているはずだ。これで映画は成り立っている?色っぽさも中途半端、60年代映画はこんなものなのか?

㉔3月21日“愛に濡れたわたし”1973年・日本・監督:加藤彰
出演:宮下順子、石津康彦、あべ聖、中川梨絵、青木リサ、花村みどり、高橋明
単なるエロかと思いきや、とんでもなくイミフでハチャメチャ”騙されているのが楽しくなる”がキィ・ワード?美和という女は何者なのか、そもそも京平は本当に妻を捜していたのか。探した妻は火葬場に?そこで殴られて?最後に場末の酒場で男の腹を刺して血まみれ?なんじゃこりゃ!

㉕3月22日“実録・名古屋やくざ戦争 統一への道”2003年・日本・監督:石原興
出演:中野英雄、遠藤憲一、渡辺裕之、羽賀研二、石橋保、北村一輝、嶋大輔、四方堂亘、小沢和義、大浦龍宇一、山下真司、ヒロミ、小沢仁志、竹中直人
名古屋でのやくざ戦争。どっちが山口組系?山王会の代紋が山口組に近いのでややこしい?まぁどうでも良いか!

㉖3月28日“杉本笑 最新ソープテクニック”1989年・日本・監督:上野俊哉
出演:杉本笑、小林昭次、森みなみ、久須美欽一、辻丸耕平、 桂圭一、山科薫、川上孝二
単なるエロ?高校の同窓で、同じソープ店勤務そして同棲。気晴らしにドライブで同僚の他女性とSEX・・・で何となく話は終わり。何じゃそれッ!

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