健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

ホットな冬を

2007年12月06日 10時02分17秒 | Weblog
12月に入りまして日照時間も少なく本格的な冬の到来になってまいりました。
私は朝のウオーキングを順調に行っていますが、近頃朝露で濡れた木道は滑りやすく少し足元が緊張します。でもピリッと冷たい大気と、せせらぎにうっすら立ち込める靄の中は身の引き締まる想いです。そして帰り道に立ち寄る朝捕れ野菜の直販には新鮮なお野菜が並び、嬉しいごほうびとして買い求めてきます。
とてもいい習慣ができたことに感謝しています。
 
さて今週火曜日にかわさきfmにゲスト出演いたしました。
今日はその時の話題をご紹介いたします。手足の冷えている方や風邪ひきさんにお試しあれのおはなしです。

☆コンニャクであったかデトックス☆
標準のサイズのコンニャクをそのままか半分に切って小さじ2杯くらいのお塩を入れたお湯で10分茹でてタオルで包んだものを使います。使うポイントにより大きさや枚数を準備してください。熱くなっていますのでくれぐれもお気をつけてお使い下さい。熱さは1時間くらい持続しますので一つのポイントに2~30分を目安に、タオルなどを用いてご自分であつさ調整などをして湿布してください。

疲労回復や内臓疾患には肝腎要といわれるように肝臓(右胸の下)と腎臓(腰の骨から指3本くらい上の左右)を温めることで、新陳代謝を高め老廃物を排出するデトックス効果があります。コンニャクが肌から毒素を吸い出してくれるということです。

肩こり・腰痛・関節痛などにはその患部に、また風邪の場合はのど・腰・肩甲骨の間に湿布してみてください。
ひね生姜(約100g)のおろし汁を少し湯煎してコンニャクを包んだタオルにしみこませて患部に当てる方法も有ります。

注意事項
*使用後のコンニャクは食べてはいけません。毒素を吸い込んでいます。
*コンニャクは冷蔵庫で保存して小さくなるまでくり返し使用できますが病状によっては日持ちが違いますので、よく見極めてお使い下さい。
*食後すぐや、入浴直前直後は行いません。

最後に風邪に効くあったか飲み物、梅醤番茶をご紹介します。
熱・鼻づまり・咳の緩和に有効です。我が家は梅生姜番茶ともいって風邪のときの定番にしています。

☆風邪に効くあったか飲み物☆
①梅干の黒焼き一つ          
②生姜の絞り汁少々
③醤油好みで少々
④三年番茶 150cc
湯飲みに直接、梅干・生姜の絞り汁・醤油を入れ煮出した三年番茶を注ぎ、よく混ぜるだけです。

*梅干の黒焼き
生梅や梅干には含まれていないムメフラールという成分が焼き梅にはあり、熱・咳・のどの痛みなどあらゆる風邪の症状に効果があると言われています。また このムメフラールは、加熱することで梅干の糖の一部とクエン酸が科学反応を起こし、結合することで生まれてくる成分で、クエン酸などと相乗効果で血液をサラサラにしてくれます。これによって全身の細胞が活性化し、新陳代謝が良くなる為風邪に効くと言われているのです。

*三年番茶
3~5年生育したお茶の葉と茎を半年から1年寝かせてから焙じたもの。
体にも優しいお茶で、自然食料品のお店や通販で購入できます。
日常の飲用はもちろん、風邪の時には、よく煮出したものをポットに入れておいて、水分補給にしたり、さましたものに塩をいれてうがいをするのも良いです。

それでは身体をじゅうぶんあたためて水分を補給してホットな冬をお過ごし下さい。