慌ただしく誕生月の10月が過ぎ去り、最近急に冷え込みが増してまいりました。
じつは夏の終わりころ転倒して怪我をしました。その時の後遺症で、最近右手の指が痛み始めました。
あわて者の私の場合、怪我をする時のパターンは急いでいて気持ち優先の時に起こります。
まったく周辺視野で注意するゆとりがないか、近頃は気持ちに身体がついて行ってない場合が多くなったことが残念です。
本来、怪我は予期しない時に多いもの。
今回はそんな時に知っておきたい応急処置をお伝えいたします。
まずは捻挫や打撲、突き指、肉離れ等の応急処置は≪RICE法≫が適応します。
①REST(安静)・・・・怪我をした場所から無理なく移動して患部を安静にします。
②ICE(冷却)・・・・ビニール袋に氷を入れて最低15~30分は冷やします。スポーツ外傷は20分冷やして40分休むというのが基本です。
冷却は血管の収縮を促して腫れを防いでくれます。
③COMPESSION(圧迫)・・・・患部を圧迫します。圧迫することで出血や腫れを予防し、断裂した靭帯を近づける効果もあります。
④ELEVATION(高挙)・・・・患部を心臓より高くして静脈やリンパ液の流れを良くし内出血を予防します。
今回の私の怪我は転倒による擦り傷、切り傷、突き指と打撲でした。
最近感じる右薬指の痛みは、おそらくテーピングはしていたものの必要に迫られて指を使い、REST(安静)を怠った為と季節的な冷えによるものと思われます。
では怪我当初の処置を振り返ります。
①膝は打撲と擦り傷で出血をしていたので、水道水で傷口を洗い流しました。
②次に消毒用アルコールで消毒し、白色ワセリンを塗って傷口を覆えるくらいの大きめのガーゼ絆創膏をはりました。
③傷もありましたが打僕していましたので患部を氷で冷やし横たわって脚はクッションを使って挙上しました。
外での転倒でしたので、一瞬のことでどこで切ったかわかりませんでしたが、砂やほこりを洗い流すためにはいきなり消毒薬より洗い流すのが一番と聞いていましたので、滲みてかなり痛みましたがしっかりと洗いました。
万が一、泥や砂など異物があると免疫系の細胞が反応して傷が治る時の障害になったり、黒くのこるばあいがあるということです。
膝など関節部位は動きも大きくまた大きい傷などにはサランラップなどで応用できるそうです。
④膝の傷が治りかけてかさぶたになった時も白色ワセリンを塗ってサランラップで覆っておいたおかげできれいにかさぶたがとれました。
⑤しかし、関節部なのでかさぶたの取れた跡が赤く盛り上がって(ケロイド)きていますが、少し圧迫療法を続けようと思います。
ケロイドの処置には圧迫療法やテーピング療法などがあります。
どうして傷口を乾かさないようにするかは、傷口に滲出した液の中の成分には皮膚の表皮を作る元の成分や線維芽細胞、血管内皮細胞などが含まれているためだということです。
怪我をして腫れをできるだけ少なくすることが予後に大きく影響するといわれます。
できれば怪我などしないのが一番ですが、まずは病院に行く前のRICEを覚えておいてください。
そしてさらに、私は何と受診まで1時間半かかりました。この時もしやと思って病院にアイスノンや冷却出来るものを持参して正解でした。
怪我をしたのが早朝6時ころでしたので、9時に受付をして病院から戻るまでに6時間も経過しているわけです。
本当に病院を受診することも大変なことです。
名前を呼ばれまずはレントゲン室へ・・その後診察室へ・・・
「折れていませんね」
『良かった!でも先生、私今日午後患者さんをマッサージするので何とか支障のないようにテーピングをお願いします。』
「それは厳しいけど、では一番ダメージの大きかった右薬指と小指を一緒にテーピングしよう」
『ありがとうございました。右指3本が使えればあとは左手でカバーできます。』
ということでその日午後から仕事に穴を開けずにすみました。
これも骨折をまぬかれたお陰です。
また最近、ある友人が愛犬の散歩中転倒、外科を受診しましたがレントゲンを1枚しか撮ってもらえなかったといいます。
その時は骨折は無いと言われたそうですが、その後痛みが治まらず今度は整形外科で複数のレントゲンの結果何とひびが・・・?
ということでMRI検査になり『骨折』が確定、場所が大腿骨頭なのでボルトを入れる手術になりました。
心よりお見舞い申し上げます。
本当に転倒や怪我には気をつけたいものです。皆様もくれぐれもお気をつけて・・・
じつは夏の終わりころ転倒して怪我をしました。その時の後遺症で、最近右手の指が痛み始めました。
あわて者の私の場合、怪我をする時のパターンは急いでいて気持ち優先の時に起こります。
まったく周辺視野で注意するゆとりがないか、近頃は気持ちに身体がついて行ってない場合が多くなったことが残念です。
本来、怪我は予期しない時に多いもの。
今回はそんな時に知っておきたい応急処置をお伝えいたします。
まずは捻挫や打撲、突き指、肉離れ等の応急処置は≪RICE法≫が適応します。
①REST(安静)・・・・怪我をした場所から無理なく移動して患部を安静にします。
②ICE(冷却)・・・・ビニール袋に氷を入れて最低15~30分は冷やします。スポーツ外傷は20分冷やして40分休むというのが基本です。
冷却は血管の収縮を促して腫れを防いでくれます。
③COMPESSION(圧迫)・・・・患部を圧迫します。圧迫することで出血や腫れを予防し、断裂した靭帯を近づける効果もあります。
④ELEVATION(高挙)・・・・患部を心臓より高くして静脈やリンパ液の流れを良くし内出血を予防します。
今回の私の怪我は転倒による擦り傷、切り傷、突き指と打撲でした。
最近感じる右薬指の痛みは、おそらくテーピングはしていたものの必要に迫られて指を使い、REST(安静)を怠った為と季節的な冷えによるものと思われます。
では怪我当初の処置を振り返ります。
①膝は打撲と擦り傷で出血をしていたので、水道水で傷口を洗い流しました。
②次に消毒用アルコールで消毒し、白色ワセリンを塗って傷口を覆えるくらいの大きめのガーゼ絆創膏をはりました。
③傷もありましたが打僕していましたので患部を氷で冷やし横たわって脚はクッションを使って挙上しました。
外での転倒でしたので、一瞬のことでどこで切ったかわかりませんでしたが、砂やほこりを洗い流すためにはいきなり消毒薬より洗い流すのが一番と聞いていましたので、滲みてかなり痛みましたがしっかりと洗いました。
万が一、泥や砂など異物があると免疫系の細胞が反応して傷が治る時の障害になったり、黒くのこるばあいがあるということです。
膝など関節部位は動きも大きくまた大きい傷などにはサランラップなどで応用できるそうです。
④膝の傷が治りかけてかさぶたになった時も白色ワセリンを塗ってサランラップで覆っておいたおかげできれいにかさぶたがとれました。
⑤しかし、関節部なのでかさぶたの取れた跡が赤く盛り上がって(ケロイド)きていますが、少し圧迫療法を続けようと思います。
ケロイドの処置には圧迫療法やテーピング療法などがあります。
どうして傷口を乾かさないようにするかは、傷口に滲出した液の中の成分には皮膚の表皮を作る元の成分や線維芽細胞、血管内皮細胞などが含まれているためだということです。
怪我をして腫れをできるだけ少なくすることが予後に大きく影響するといわれます。
できれば怪我などしないのが一番ですが、まずは病院に行く前のRICEを覚えておいてください。
そしてさらに、私は何と受診まで1時間半かかりました。この時もしやと思って病院にアイスノンや冷却出来るものを持参して正解でした。
怪我をしたのが早朝6時ころでしたので、9時に受付をして病院から戻るまでに6時間も経過しているわけです。
本当に病院を受診することも大変なことです。
名前を呼ばれまずはレントゲン室へ・・その後診察室へ・・・
「折れていませんね」
『良かった!でも先生、私今日午後患者さんをマッサージするので何とか支障のないようにテーピングをお願いします。』
「それは厳しいけど、では一番ダメージの大きかった右薬指と小指を一緒にテーピングしよう」
『ありがとうございました。右指3本が使えればあとは左手でカバーできます。』
ということでその日午後から仕事に穴を開けずにすみました。
これも骨折をまぬかれたお陰です。
また最近、ある友人が愛犬の散歩中転倒、外科を受診しましたがレントゲンを1枚しか撮ってもらえなかったといいます。
その時は骨折は無いと言われたそうですが、その後痛みが治まらず今度は整形外科で複数のレントゲンの結果何とひびが・・・?
ということでMRI検査になり『骨折』が確定、場所が大腿骨頭なのでボルトを入れる手術になりました。
心よりお見舞い申し上げます。
本当に転倒や怪我には気をつけたいものです。皆様もくれぐれもお気をつけて・・・