健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

親知らず

2010年03月08日 23時34分56秒 | Weblog
みなさまこんにちは!

梅の花や河津桜は見ごろを終えましたが、まだまだ寒い日が続いています。


桜月ともいわれる3月に入りましてこの1週間「親知らず」の抜歯後の症状で
難儀していました。

写真の親知らずは全長2センチ、こんなに大きいものが生えずに存在していたのかと驚きです。
さらにしっかり1本の歯として出来上がっていることにも驚きでした。

以前から左奥の歯茎がイタイと思っていましたが、一番奥でしたので
歯磨きが行きとどかず奥歯のまわりの歯茎が痛むのかと思っていました。

よく体が疲れると歯茎が腫れたりすることがありますね。
しばらくしたら痛みもなくなるだろうと様子をみていました。


しかし3月1日の朝、左の顎下リンパ節が腫れていることに気が付き、
左上奥の歯茎の痛みもピークとなりました。


こうなったらもう歯医者に行くしかありません。



そんなわけでお約束の『五感のはなし』から今日は私の親不知体験を
お伝えしたいと思います。


もし皆様の中で現在も親知らずを持っている方、時々痛みを発している方など
ご参考になれば幸いです。


「親知らず」とは智歯(ちし)または第3大臼歯(だいきゅうし)ともいわれています。

左右上下そろえば4本ある人から、全く無い人まで様々のようです。
そして生え方も生える時期もその形も実に様々で、私のように生えることなく
骨の中にある場合(埋没親知らず)もあります。


私が単に歯茎の痛みと思っていたのは、生えていた3本とも20代までに抜歯していたので
最後の1本が埋没していたことをすっかり忘れていたからです。


抜歯するなんて全く心の準備もなく、いきなり切開手術になったわけで・・・

それに抜歯後の腫れが1週間も続くとは予測もしませんでした。

おまけに顔の表面、つまりホッペに内出血が現れそれが徐々に顎の方に移動しています。

抜歯後の1週間目で青あざはオトガイ部(下くちびるの下の顎の部分)の左側から
顎の下まで続いています。

始めに青あざが現れた頬骨の下あたりはもう黄緑色に変わっています。


昼間は「冷えぴた」という冷却ジェルシートのお世話になり、シートのはがれ防止と
ゆがんだ顔をカバーするためにマスクを着用しました。


頬の熱感は3日間は強く夜間は頬を氷のうで冷やすと心地よかったので就寝前まで冷やしました。


始めの3日間は痛みもかなりあり、痛み止めや処方された抗生物質、腫れ止めなどを飲みました。


私のように骨にもぐっている親知らずを抜いた後は腫れるのが普通のようですが・・・。


ではここでご参考のために

●下歯の親知らずは・・・
 上に比べ骨がかたくがっちりしています。埋没していることが多く
上に比べ抜いた後の腫れも多いようです。

●上歯の親知らずは・・・
 比較的腫れにくいといわれていますが、かなり奥で骨の中に完全に埋没している場合は
抜くのに時間もかかり腫れることもあるということです。



今回は五感(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)の触覚(痛覚)を体験しました。

ちなみに触覚は皮膚感覚の中で温度覚や痛覚と共に皮膚の表面で感じ取れる感覚で
深部感覚と合わせて体性感覚と呼びます。

まさに深部から込み上げるようなズキーンとする痛みでした。

個人差もあるでしょうが私は「痛み」には弱いと感じる日々でした。


二日後の抜糸がどうか痛くありませんように・・祈るばかりです。

もし親知らずがたびたび炎症を起こす方や、歯医者に行く機会がありましたら
ご自分の親知らずの有無等の状況を把握しておくことも大切ですね。

また歯ぐきの痛みが続くようでしたらまずは早めの受診が賢明かと痛感致しました。

本日は痛い話にお付き合いくださいましてありがとうございました。

次回は五感の癒しをお伝えいたしますので
是非またよろしくお願いいたします。

では元気が一番の日々を!