健康塾通信

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色々な歩き方の工夫②

2020年06月02日 20時41分59秒 | Weblog

今日は湿度も高く、午後からは紫外線も強くなってきました。

これから、強い日差しの降り注ぐ時間帯や、雨降りでは

外歩きが出来ない日もあるかと思います。

 

今回は、外歩きの速さや時間帯などの確認をしてみたいと思います。

 

先ず運動には「低強度」「中強度」「高強度」の分類が有ります。

歩き方でいうと、「低強度」は散歩

「高強度」は競歩にあたります。

「中強度」の歩きになると、速歩きで大股を意識すると

会話までは出来ても歌えない速さといわれています。

 

また中強度の運動は速歩きのほか、

階段を下りること、水中歩行などが含まれます。

 

そして、この中強度のウォーキングが、多くの病気予防効果が高く

健康長寿にも叶うという研究調査があります。

1日8000歩そのうち中強度のウォーキング(速歩き)20分が黄金律だそうです。

 

東京都健康長寿医療センター研究所によると、1日20分ほどの

中強度の運動を2か月続けると寿命をコントロールする

「長寿遺伝子」のスイッチが入ることが証明されたということです。

近頃は、コロナ禍の影響で体温測定をする機会が増えたと思います。

体温は24時間のリズムが有り、夕方16時から18時の体温が一番高くなります。

 

中強度の早歩きには夕方の時間帯が適しているといわれ、快眠にもつながるそうです。

 

また、起床後1時間以内は心筋梗塞や脳卒中などの

心臓血管系の異常が多く発生しているので、やめましょう。

就寝中に体の水分が発汗などで奪われるので血液がドロドロになり

運動による危険度が増すといわれます。

 

朝食をとり、起きてから1時間すぎてから

ゆっくりと散歩から始め、体が温まって来たころから速歩きにするように

最後はクールダウンして終わることが勧められます。

 

これからの時期のウォーキングは、天候に左右されますので

歩く場所や時間帯など配慮して、1日20分の中強度を目標に

(1日の合算で20分も可能)

先ずはご自身で無理のない工夫を見つけましょう。