健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

脳と睡眠

2022年03月20日 10時58分24秒 | Weblog

こんにちは

3月半ばも過ぎましたが、夏日のような気温もあれば急に冷え込んで

衣服の調節に戸惑うような気温の変化が続きます。

皆様もどうか上手に対応しながらお過ごしくださいませ。

さて、健康塾では暫くリモ-ト教室が続いています。

長いお休み期間もありましたが

やはりお顔が見えて、一言でも近況報告が聞けることは大変嬉しく思います。

2月、3月はテーマが「リンパ」ですが、ミニ講義10分を取り入れその後1時間は

主要リンパ節を活性化する動きやセルフドレナージ、筋肉ポンプへのストレッチ運動、呼吸法、

むくみ解消のツボなどご紹介しながら進めています。

 

4月、5月は「ホルモン」をテーマにプログラムを構成中です。

今後健康塾通信の中でも発信して参りますので宜しくお願い致します。

それでは今回のタイトル「脳と睡眠」について

かつて学んだ『人間科学概論』を紐解きながらお伝えいたします。

 

私たちは1日を周期として睡眠と覚醒を繰り返していますが、

すっきりと目覚めた時は気分も爽快になります。

 

蛇足になりますが、昨年8月に主人が突然、交通事故に巻き込まれ

重症を負ったその日から退院を迎えるまで、夜中の2時半になると決まって目覚め

その後は眠れず長い1日が始まっていました。もっとも、夜は8時には眠りについていましたが。。。

具体的に夜中に何をしていたかですが、ひたすら片づけることと掃除でした。

現在のようにお仕事などが多様化していると、

夜中に起きて作業することは稀な事ではありませんが。。。。。 

今ではあの時間は私にとりまして、必要な時間であったと振り返ることが出来ます。

 

そのかいあって主人が帰宅するまでには介護用ベッドのスペースも、

部屋の安全な同線や本当に必要なものの分別もでき、引っ越し以来の断捨離が出来ました。

 

我々の脳にはあらゆる機能がそれぞれの場所に存在していて、

ブロードマンの脳地図によると1から52の番号が付けられています。

しかもそれぞれの役目は単独ではなく連携して機能しています。

例えば私たちの住まいでは、キッチンの引き出し戸棚なども整理して道具や食材、

調味料などの役割分担がスムースに出来るよう工夫することで御料理がしやすく無駄も省けることに繋がります。

 

先ずは生活の基盤を整えることで、身体の健康や脳の活性化にも大きな影響があると

思います。

 

では、睡眠が人間にとってなぜ必要かについて、

古くは身体と同様、脳と心を休めるためという考えは主流でしたが、

脳波の研究が進むにつれ脳は睡眠中に完全に休んでいるわけではないということがわかってきたと言います。                                                                                                                                                                   

睡眠中の脳波は睡眠の深さによって変わり、眠りが浅いとシーター波が、深いとデルタ波が出ていて、

脳波の記録によって人の覚醒と睡眠状態を知ることが出来るので、脳が死ぬと脳波も現れないので脳死の判定にするようです。

 

我々の脳には1000億個以上の神経細胞があって大脳皮質の睡眠中枢の働きで睡眠状態が作られます。

このようにまるで緻密なコンピュ-タ-が内蔵されているような脳内では

睡眠だけではなく、運動・発語・感情・思考・判断・体性感覚・味覚・視覚・聴覚・言語理解

などの情報処理が行われているのです。

 

では続きは次回また

 

追伸

3月はひな祭りの月です。昨年はお雛様を出すこともできませんでしたが

今年は、気持ちを切り替えていろいろな出来事に押しつぶされることなく

そういう時こそ、生活に潤いをという思いから、日々楽しもうと心掛けています。