きょうから師走、関東では晴れて暖かい日が続いています。
何かとせわしいこの1か月ですが、皆様の体調は如何でしょうか?
これから寒さも本格的になりますので、冬支度をしながら元気に年を越したいと思います。
稲刈りの後のヒコバエ
乳がんの原因では、女性ホルモンのエストロゲンや生活習慣、また遺伝なども関与していることが知られていると思います。
早期発見すれば、90%以上が治癒できますが、通常は症状がないため知らずに進行してしまうこともあり、定期的に検診を受けることが重要になります。
また、以下のようなデーターもあります。
* 初経年齢が早い * 閉経年齢が遅い * 出産回数が少ない
* 喫煙 *飲酒*運動不足 *肥満 など
病の原因で個人で見直すことが大切なのが生活習慣です。
食事や運動習慣、休養の取り方や、喫煙・飲酒など嗜好の習慣がもとで発症したり
病の進行に大きく関わってくる病気を生活習慣病といいます。
その種類は、がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全
歯周病などがあります。
前回お伝えした死亡原因には、8種の病気があげられていましたが、
厚労省の令和元年の割合では
がん(悪性新生物)27.3%、心疾患15.0%、脳血管疾患で7.7%とこの3つは50%近くを占めます。
参考までに生活習慣と関連疾患などをお伝えします
食習慣による関連疾患 2型糖尿病、肥満、脂質異常症、高尿酸血症、循環器病、
大腸がん、歯周病など
運動習慣 によるもの 2型糖尿病、肥満、脂質異常症、高血圧症など
喫煙によるもの 肺がん、循環器病、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病など
飲酒によるもの 肝障害など
生活習慣病は、環境や生まれつきの遺伝的な要素も関係していますが
健康によくない食行動や運動不足などの不適切な生活習慣は、思春期の頃から始まるもので
年月を経ると共に改善が難しくより強い習慣となってしまいます。
日々の習慣を見直して人生100年を健やかに過ごしたいものです。