健康塾通信

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姿勢③

2018年10月19日 21時18分12秒 | Weblog

日ごとに秋が深まって参りました。

少し残念なことは、今年は塩害によっていつものような紅葉の色が見られないことです。

でも、秋の楽しみは他にもたくさんありますので、この時期の楽しみを探したいですね。

ただ、無防備にしていると手足の冷えや、お肌の乾燥が始まります。

それぞれご自身の身体と向き合って、ウイークポイントを補っていくことも大切です。

 

それでは、姿勢の3回目は、ご自身の立ち姿勢をチェックしてみましょう!

 

まずは壁や固定された扉を背にして立ちます。身体が壁面に触れる位置まで近づいてみましょう。

腕は力を抜いて体の側面に自然にたらし、両足はかかとが壁につくように立ちます。

それから、ふくらはぎ、臀部、肩甲骨、後頭部も壁に着くように調整してみます。

正面から見た場合、肩の高さの違いや、腰の高さなど体のゆがみとして、気づきもあると思います。

 

真横から見た場合

どなたかご家族などに見てもらえるか、あるいは鏡など全身を写して確認できるといいと思います。

 

正常な姿勢といわれているのは、体の部位のポイントがあります。

専門用語なのでカッコ内に補足を加えますと

①   耳孔(耳の穴)②肩峰(肩の端)

③大転子(股関節の横で大腿骨の外側にあり、脚を上下左右に動かしたときに触れると丸く出てくるところ)

④脛骨外側顆(すねの内側の骨で下腿の外側にある腓骨とで関節を作っている下腿の側面の部位)

⑤第五中足骨後方あるいは、外踝(そとくるぶし)の前方

これらの5つポイントが縦一列に並びます。

 

チエックポイントは、立った時壁面と腰のすきまは手のひら1.5枚分が理想、

2枚分空いていると腰を入れすぎています。

女性は腰が入りデッチリになりやすく、骨盤が後ろに傾く後傾型が多いので、

腹筋にぐっと力を入れて骨盤を前に傾けるようにすると、壁との隙間が少なくなります。

もし、隙間が大きかったら理想の隙間に近づけてみましょう!

 

これらが正常なのですが、如何でしょうか?

 

ただ注意点ですが、膝をぴんと伸ばして立つのは

膝の形状から負担になる立ち方となるので、

膝は軽度屈曲状態でかるく緩める方が良さそうです。

 

セルフチェックでは、正確な体の部位はわかりずらい場合がありますので、

あくまで目安にして、大きな姿勢のずれやゆがみの発見につながればと思います。

長い間の生活習慣で、作られた姿勢から慢性的な痛みなどの発症原因につながることも

重要になりますので、先ずはチェックから始めてみましょう!

 

 

 

 


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