今から2500年前にギリシアで生まれたヒポクラテスは
ギリシア従来の医術を批判し、養生術に関する
基礎理論を展開し、「人間の医術」とは自然療法を原理とした
食餌法の理論的体系を唱えました。
それは、季節・年齢と性・体格や体質を考えて、
温・冷・乾・湿の4つの基本性質による養生法です。
春夏秋冬の養生は、ギリシアの土地、気候風土から
生まれたもので、ギリシアのシーズンは、春と秋が短く
冬と夏の長い季節の移行期として特徴があります。
気候風土や食物は、我が国には適さないかもしれませんが・・・
季節が体に与える影響として
「季節の変わり目は特に病気をおこしやすい。
また同じ季節でも寒さや暑さの大きな変化が病気を起こす。」
と言われています。
これは今の私たちにもおおいに共感するところです。
医聖と呼ばれたヒポクラテスが唱えた養生法は
また時々お伝え致します。
今日の1枚 九ふんの街角から
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます