かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今日は何の日? 

2005-09-02 22:00:24 | Weblog
 本日は9月2日、今を去ることン年前の午前10時45分、大阪の地で玉のように可愛らしい(かどうかは知りません)男の子が誕生しました。長じて今はこうして日記を付けていたりするのですが、回りくどい言い方をしなくても、今日は私の誕生日というわけです。もう誕生日だからと言ってうれしがる年でもありませんが、それでもこの世に生を受けた大事な日だという認識はあると見えて、ちょっとうれしかったりします。
 ところで、今日と言えば60年前、日本が降伏文書に調印し、大東亜戦争の敗戦が決定した記念日でもあります。こちらの方も自分の誕生日と同じ日、と思うとなかなか感慨深いものがあります。所が、我が国ではなぜか今日ではなく、8月15日を終戦としています。まあそれまで神聖不可侵の現人神であらせられた天皇陛下が肉声を持って矛を収める宣言をなされ、大多数の国民がその時点で戦争状態を止めたのですから、8月15日を終戦とするのはそれはそれでいいのかも知れません。でも、その後も引き続き満州居留民をソビエト軍が追いかけ回していましたし、まだ戦争が終わっていない日本人も多数いたわけです。そのことを忘れているのではないかという気がいたします。ざっと新聞を眺めてみても降伏文書調印の記念日であることを知らせる記事はどこにも見あたりませんでした。1982年に8月15日を「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」として終戦記念日にする閣議決定がなされたとは言え、確かに戦争が終わったことを決めた今日をないがしろにするのはやはりおかしいと思うのです。今更終戦を今日にしなければおかしい、とまでは申しませんが、今日が大東亜戦争史において大変重要な日であることは、日本国民として知っているべきではないでしょうか? 私の職場でも、降伏文書に調印した事自体を知る者は一人もおりません。大体社会の教科書にこのことは載っているんでしょうか? いや、社会科の教師自体、今日のことを知っているんでしょうか? 去年も書いてますけど、8月15日を神聖視するあまり、それを疑問に思った私のようなあまのじゃくを頭ごなしに怒鳴りつけるような教師だけは、この世から消えてもらいたいものです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする