かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

秋の長夜は不眠でうだうだ考える。

2005-09-20 21:45:10 | Weblog
 このところ、寝付きが悪くて睡眠時間が不足しています。昼間眠くなったりとか、生活に支障をきたす状況ではないのですが、こう睡眠不足が続くと身体の抵抗力が落ち、ちょっとしたことで風邪を引いたりしやすくなったりするので、はやく充分な睡眠を確保したいのです。でも、まず寝付きがよくなってくれないと、幾ら早く寝ても意味がなく、そこで色々すんなり眠るための「儀式」を講じております。半身浴してみたり、寝る前に牛乳を飲んだりバロック音楽や波の音を収録したCDを聞いたり、などなどなどですが、なかなか効果が出てきません。
 そうして眠らずにいると何かとたわいのないことが頭に浮かんできます。まあ浮かんでくるからこそまた眠ることが出来ないとも言えるわけですが、それに気づいているからといって思考停止も出来ませんので、結局後で考えてみると途方もなく馬鹿馬鹿しい事を、延々考え続けていたりする内に、いつの間にか眠って、また睡眠不足のまま朝を迎えるという次第です。
 そんな時のネタが、例えば新作の構想だったりするときはまだましなのですが、今更どうしようもない明日の会議の事とか、判っていても悩みが尽きないものと言うようなこともあります。そして、昨日のように本当に下らないネタだったりする場合も、またよくあるのです。そんな昨日のネタは、「マリア様がみてる」に関する一考察。この作品を特徴づけているスール制度という独特の人間関係について、この小説の前半を彩った前薔薇様世代の数話の中で描かれかたものと、その後の話で活躍している現世代との違い。その違いから想像する、作者が陥っているジレンマについて。本当にどうでもいいことですが、睡眠前のぼけた頭にはなかなか食指をそそるネタだったと見えて、どうも夜明け前くらいまで考えていたみたいです。もっとも、考えているという夢を見ていたのかも知れませんが、寝た気がしない、という点では何ら変わりません。全く、早く寝ろよ、と自分で自分に言いたいのですが、こういうどうでもいいことを考えるのがまた好きだったりするので、本音ではしょうがないなと諦めているのです。きっとこういうのを、病膏肓にいる、と言うのでしょうね。せめて今夜は早く寝られますように。・・・多分無理でしょうけど。


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