秋の関西オフ会の機運がにわかに高まり、再来週かその次の週くらいに京都で開催という予定で動き出しました。取りあえず幹事役を仰せつかっているような気配ですので、幾つか手頃なお店を捜しております。そう言った用途専用のサイトもあり、メニューや店の様子などもネット上で確認できる上、割引サービスなども充実しているので、ありがたく利用させてもらっています。さて今度は和洋中どれにしたものか、予算と地域で絞り込みをかけて、何店かピックアップしてみました。日程と人数が大体定まったところで、その中から予約しておさえられた店にしようと思っております。
さて、先頃ヒトゲノムの研究において画期的な研究成果が公表されました。30億塩基対からなる人間のDNAのうち、タンパク質を合成する情報、即ち遺伝子はそのうちの2%に過ぎず、それ以外はいわゆるジャンク、つまり過去の進化の過程で利用されなくなったがらくた領域というのが定説でした。所が、そう言ったジャンク領域に、数万種類に及ぶ様々なRNAを生み出すコードが隠れていたことが判ったというのです。RNAは、遺伝子コードを読み出すメッセンジャーRNAや、タンパク質合成のためにリボゾームに材料を運び込むトランスファーRNAの様に、仲介役、伝達役という、いわば補助的な役割が知られていましたが、今度新たに判ったRNA群はタンパク合成と関係が無く、自ら他のRNAやタンパク質に作用して、その働きを調整する役目を持っているというのです。これで、ゲノムの有意味領域は、従来の2%から70%程度まで拡大する可能性が有るんだとか。遺伝子とタンパク質中心に語られてきた20世紀型遺伝子工学は、どうやらこれで新たな局面を迎え、RNA工学として一新される、21世紀型に進化する事になるのでしょう。ダイナミックな生命現象が次々と明らかにされる様は、なかなか知的興奮に溢れるものがあります。難しいという最大の難点はありますが、頭の及ぶ限りついていきたい夢の世界です。夢だって、そう言った視点から説かれる日が来ることでしょう。早くそんな研究成果を見てみたい物です。
ところで佳境に入った衆院選、自民、民主とも、こういった科学振興についてはどれくらい真剣に考え、まともな政策課題に取り上げてくれているのでしょう?ES細胞研究だって、どうもお茶を濁しているような所がなきにしもあらず、と言う感じがするのですが、このさい私としては双方の公約をちゃんと読んで、科学振興政策についてより具体的で夢のある提言をしてくれている方に自分の一票を使おうと思います。どちらも玉虫色の抽象論だったときはどうしたものか、その時はまた考え直しですね。
さて、先頃ヒトゲノムの研究において画期的な研究成果が公表されました。30億塩基対からなる人間のDNAのうち、タンパク質を合成する情報、即ち遺伝子はそのうちの2%に過ぎず、それ以外はいわゆるジャンク、つまり過去の進化の過程で利用されなくなったがらくた領域というのが定説でした。所が、そう言ったジャンク領域に、数万種類に及ぶ様々なRNAを生み出すコードが隠れていたことが判ったというのです。RNAは、遺伝子コードを読み出すメッセンジャーRNAや、タンパク質合成のためにリボゾームに材料を運び込むトランスファーRNAの様に、仲介役、伝達役という、いわば補助的な役割が知られていましたが、今度新たに判ったRNA群はタンパク合成と関係が無く、自ら他のRNAやタンパク質に作用して、その働きを調整する役目を持っているというのです。これで、ゲノムの有意味領域は、従来の2%から70%程度まで拡大する可能性が有るんだとか。遺伝子とタンパク質中心に語られてきた20世紀型遺伝子工学は、どうやらこれで新たな局面を迎え、RNA工学として一新される、21世紀型に進化する事になるのでしょう。ダイナミックな生命現象が次々と明らかにされる様は、なかなか知的興奮に溢れるものがあります。難しいという最大の難点はありますが、頭の及ぶ限りついていきたい夢の世界です。夢だって、そう言った視点から説かれる日が来ることでしょう。早くそんな研究成果を見てみたい物です。
ところで佳境に入った衆院選、自民、民主とも、こういった科学振興についてはどれくらい真剣に考え、まともな政策課題に取り上げてくれているのでしょう?ES細胞研究だって、どうもお茶を濁しているような所がなきにしもあらず、と言う感じがするのですが、このさい私としては双方の公約をちゃんと読んで、科学振興政策についてより具体的で夢のある提言をしてくれている方に自分の一票を使おうと思います。どちらも玉虫色の抽象論だったときはどうしたものか、その時はまた考え直しですね。
