かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

雷コワイ。

2006-08-22 20:46:47 | Weblog
 昨夜、ふと気づくと虫が鳴いておりました。蒸し暑い晩でしたが、季節はそれなりに進んで、夏も終わりに近づきつつあるという事なのでしょう。
 
 夏も終わりというと、今日は雷がもの凄かったです。
 一応雨が上がったので今のうちにと帰宅の途に付いたまでは良かったのですが、うちまで後15分くらいになったところで雲行きが怪しくなり、パラパラと雨が降り出しました。しょうがないのでカッパを着てバイクでそのまま走り続けたのですが、やがて少しずつ雨脚が強まったかと思った途端、進行方向でピカッ! どーん! といきなりの落雷。光ってから炸裂音までおよそ3秒くらいだったので、ざっと1キロ前方への落雷でしょう。バイクで1キロなどホンの指呼の間ですから、程なくあの雷の真下に飛び込む事になってしまいます。といって引き返すわけにも行かず、しょうがなしにたまたま近くを通りかかった個人医院の自転車置き場に雨宿りし、雷が通り過ぎるのを待つ事にしました。その間30分ほどでしょうか。しばらくは燭光と炸裂音が連打する喧噪の中でさすがに肝を冷やしておりましたが、中でも光ってからものの1秒もしないうちに腹の底から蹴り上げられるようなもの凄い音にはたかれたのには参りました。雷など、室内にいてぴかぴか光る稲光を見ている分にはなかなか見応えのあるショーですけれど、無防備な姿で轟き渡る雷鳴を聞くのは大変心臓に悪いです。結局雨も激しい夕立雨になって、全く身動き取れなくなったのですが、そんな私の目の前を、身体にぴったりしたスーツを纏った自転車乗りが走っていったのを見て、まあ勇気がある事、とその無謀さに呆れておりました。
 バイクに雷が落ちるということはあんまり聞きませんが、調べてみると絶無というわけでもないようです。まあ雷が落ちる中をバイクで走ろうという酔狂ものも世の中そうはいないので例が少ないのでしょうけど、ともかくバイクにも落ちる事があり、落ちたらまず助からない、という事が判ったのは一つの収穫でした。夏の終わり、大気が不安定になって雷も出やすい季節になりつつありますが、雷が近いときには安全な場所に避難して、通り過ぎるのを待つのがよいようです。

コメント
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