かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

漂流10ヶ月に比べれば、発表で慌てる事なんて大したことありませんね

2006-08-27 22:11:07 | Weblog
 今日はとある学会で研究発表。時間がなくてさしたる練習もせずぶっつけ本番でやりましたけど、やっぱり練習は大事ですね(苦笑)。一応何しゃべるか簡単にメモしていたんですが、壇上に立った途端きれいに頭から吹き飛んで、スライド見ながら必死に言葉を探しつつしゃべる羽目になりました。何とか無事にこなす事ができましたが、人前で話をするというのはキライではないものの、やっぱり難しいものだと思いました。

 というわけで京都まで行って来たのですが、残念ながらほとんど会場に缶詰状態で、終了後も即懇親会でしたため、来週のオフ会関連の下調べなどは全くできずじまいでした。できればリクエストのあったお店をチラとのぞくくらいはしておきたかったのですが、なかなか思うようになりません。ただありがたい事にリクエスト下さった方がわざわざ下見をして報告下さったので、大体状況もつかめたのが幸いでした。来週どうなるか判りませんが、何かと話題には事欠かないで済みそうです。
 そのオフ会の参加者も、本日ようやく対象の方々全員と連絡が取れ、ほぼ確定致しました。あとは懇親会のお店を決めて、集合時間や場所を連絡するだけです。何とか明日中には決めたいところですが、はたしていいお店が見つかるでしょうか?

 さて、漂流10ヶ月で生還したメキシコの漁師さん3人、メキシコを出てマーシャル諸島で救助されるなんて、本当にそんな事があるのだな、と感心しきりのニュースでした。皆さん魚や海鳥を捕らえて食べ、雨や尿で餓えをしのいだそうですが、5人中2人は生の食べ物を拒否して餓死してしまったとか。生きるか死ぬかと言うときに生かどうかというのを気にするのは不思議な気もしますが、宗教的な問題とか生の魚を食べて酷い目にあった経験とかなにかあったのでしょうか? それとも、報道の最期に付け足されていた、3人が仲間2人の遺体を食べた、との憶測の中に、何か真実が潜んでいたりするのでしょうか? 出向の目的が密輸だった、とかいうような話もあるようですが、現段階ではまだ判断できるだけの情報もありません。それよりも、人を食おうがどうしようが、果たして自分がそんな目にあったときに、ここまでねばり強く生き続けられるだろうかと思うと、10ヶ月も絶望的な漂流をして3人だけでも生還したというその不屈の執念には、畏敬の念を禁じ得ません。真実はどうあれ、その事実だけは認めてあげるべきでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする