かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花粉のせいかとずっと思っていましたが、汚染された黄砂が元凶だったのかもしれません。

2008-04-04 23:34:17 | Weblog
 このところ、ほぼ毎晩夜中に目が覚めてしまいます。早いときは午前1時ごろ、遅いときで午前3時から4時くらい。大体がトイレに行きたくなって目が覚めてしまうのですが、そのせいなのか、昼間、特に夕方ごろにかなり強い眠気に少しばかり難渋しています。寝る前に水分摂取を控えるとか、一応の対処はしているのですが、あんまり降下はないようで、とりあえず明日明後日の休みにこれまでの借金分を取り戻すくらいに眠ることができればよいな、と考えています。それに加えて、「ノコギリヤシ」みたいなものでも飲んでみようか、などと思いますが、前立腺に対する効果は否定的なデータがあがっていたみたいですし、もう少し情報収集してから決めるのがよさそうです。

 さて、もう一つ最近難儀しているのが花粉症で、特に目がしょぼしょぼして妙にむずがゆく、といってこすっても対してかゆみが治まるわけでもなく、といってるうちに盛大にくしゃみが出たり、と言う具合で、この1週間ほど苦しんでいます。
 一応スギ花粉はほぼ終息したみたいなのですが、替わりにヒノキ花粉が昨年を超える規模で現れており、それからすると、私はスギ花粉よりもヒノキ花粉のほうにより弱いのかもしれません。ただ、我が県は吉野杉の産地ですから、スギ花粉が多いのはわかるのですが、ヒノキなんてあったのかどうか、実はよく知りません。私には、かなり近くまで行かないとスギとヒノキの区別はつきませんし、あるいはスギばかり、と思っている中に結構ヒノキが混じっているのかもしれませんが、観測される花粉の量からしたら、やはりヒノキは少数派なんではないか、と思ったりしているのです。それで子のていたらくですから、やっぱりスギよりもヒノキの方が私には毒性が強いと言うことができそうな気がします。
 しかし、この時期もう一つ厄介なものがあります。黄砂です。多分目のしょぼしょぼ感などは、黄砂による影響も無視できないのではないか、と思っています。それに、花粉症を患っているヒトは、黄砂の影響で症状を悪化させやすい、という話もあるようですし、実はスギかヒノキか、ということよりも、よほど黄砂の影響のほうが強いのかもしれないのです。
 と考えておりましたら、東大の研究機関が名古屋大学の技術を利用して黄砂の砂粒を一粒づつ調査し、そのうちのおよそ2割の砂粒に、中国や韓国の工業地帯で生まれたと推測される窒素酸化物や硫酸塩が付着して我が国まで流れてきている、との結果が報告されておりました。今まで結構言われてきたことですが、とうとう科学分析のメスが入り、汚染割合まで出せるようになってきているというのが印象的です。自然現象である黄砂はある程度やむをえないところもあるでしょうが、汚染物質まで同時に送りつけられてはたまりません。付着している物質には、発がん性のあるものが存在する可能性も指摘されており、今後の調査の進展に期待したいところですが、ではどうやってこれを防ぐかというとなかなかに難しいところがありそうで、特に今の内閣には期待できませんし、恐らくは、大陸側の主要都市でこのまま大気汚染や水不足が進んでヒトが住めなくなるくらいになって、かの地の為政者がもはや対策をとらざるを得なくなる所まで行かないと黄砂の汚染も収まらないのかもしれません。でも、こちらまで汚染物質が越境してくるようなところで、本当にオリンピックなんてやって大丈夫なのか、本当に心配になってきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする