かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

銀世界は目に悪いと思い知りました。

2012-01-17 20:46:46 | Weblog
 昨日は何故か寝付きが悪く、暑苦しさの余り毛布を蹴り飛ばしたりして布団の上で暴れておりましたが、未明にようやく意識が落ちたと思ったら、5時には目が覚めてそのまま二度寝もならず、起きてしまいました。まあそれだけなら日常それほど珍しくもなく、今頃ブログ『眠くて仕方ありません』などと書くばかりなものなのですが、今日の珍しさは目覚めて後に現れました。色々朝の雑事を済ませてそろそろ出かけようと家を出た瞬間、眩しさに目が眩んでしまったのです。なんと、全然気づかないうちに夜中に雪が降ったらしく、あたり一面すっかり銀世界に変わっていました。その上、真っ青に抜ける青空に登りつつあるお日様が寝不足な目に痛いほどしみる光を放ち、雪がまたそれをあちこちに散乱させて目に飛び込ませてくれるので、本当に弱りました。幸い道路の雪は既に溶けて車を出す分にはあまり悪影響はなかったのですが、とにかく眩しくて目をまともにあけていられないのが困りました。
 それでも、帽子を目深にかぶり、目を眇めて何とか職場まで車を走らせたのですが、吉野川を渡る所で、今度は突然目の前が真っ白に閉ざされてしまいました。稠密な霧が辺りを埋め尽くし、幅100mほどの川の対岸が完全に白く潰れて何も見えないようになっているのです。このあたりまで来ると雪はところどころ道に残るようになっていて、吉野川に掛かる橋をこんな日に渡るのはただでさえ気を使うのに、走る先は見えないは、橋の上の凍結具合がどうなっているかも判らないわで、とにかくこちらとしては、車速を落としてそろそろと進むより有りません。実際には橋の上は積雪も凍結もほとんど無かったのですが、最後にいよいよ山の中の職場に進む道に差し掛かった所で、その道が真っ白になっているのが目の前に立ちはだかりました。もう心底から恐る恐る轍を絶対に外さないように、対向車が降りてこないように祈りつつ、坂道を歩く速さより心持ち速いくらいでゆっくりとアクセルを吹かし、ザリザリ足元で不気味に鳴るのに戦慄しながら、なんとか無事職場までたどり着きました。
 かくして普段よりも10分以上遅れて到着したのですが、部屋の窓から見える景色も白一色で、とにかく目が痛い一日になってしまいました。今も眠いとか何とか言うよりも、目がしょぼついてディスプレイの画面を見ているのがかなり辛いです。回復させるにはとにかく寝るしか無いのでしょう。それでもダメなら目薬でも買ってくるか、眼科にでも言ったほうがいいかもしれませんね。

コメント
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