かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

朝令暮改って政治家が一番やっちゃいけないことなのでは?

2012-11-07 20:51:55 | Weblog
 一昨日は夜中に雷がガンガン鳴って寝不足になり、昨夜は昨夜でどうも寝付けず、なんとなく寝不足が継続しているような気がしています。まあこんな状態でも4日や5日は続いても大丈夫ですが、そのうちいつの間にか免疫の活力が低下し、抵抗力が失われて風邪を引きやすくなったりしますので、注意しなければなりません。朝起きるのも大分苦労していますし、今夜くらいは早めに布団に入って眠りたいですが、中々ままならぬものです。

 さて、田中真紀子文部科学大臣殿が、なんとも腰砕けな有様を晒しています。「ノーベル賞の山中教授に洗濯機を」、あたりはまだ苦笑いで見ていられましたが、札幌保健医療大、秋田公立美術大、岡崎女子大の3大学を大臣の一声で新設不認可と決してその後もかたくなに言い募っていたのに、急に今になって認可します、とは、随分と情けない限りです。そもそもなぜ不認可、などと言い出したのかも疑問なのですが、それを一転認可すると言い出すのもまた不可解な話で、一体頭の中でどのような思考が行われていたのか、ちゃんと考えておられるのか、と不安にもなってきます。このような御仁が文部科学行政の頂点にいるというのがなんとも不幸極まりない状況なのかもしれません。文科省の官僚の方々は、予算のぶん取り合戦で田中氏の強引な力量に期待されていたらしいですが、たかだか大学の新設を決めるの止めるのという程度の話にこれほど右往左往しているようでは、財務省の硬いガードを突破するのは到底難しいのではないのでしょうか。
 
 個人的には、この少子化の時代に大学を増やす、というのはどうなんだろう? という気もいたしますから、不認可、というのはそれはそれで意味があったのかも? とも思いますが、粛々と決められた手続きにのっとって話を進めてきたものを覆す、というのは思いつきや勢いだけでなし得るものではないということなのでしょう。父君は「ブルドーザー」の異名を持つ破壊力抜群の力を誇示されていましたが、人タラシの天才でもあって単なる乱暴者ではなかったそうです。そんな父君の気働きの片鱗でも受け継いでいたらきっとこんなことにはならなかったでしょうに、残念な話です。

コメント
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