東京都知事選に、かの「ドクター中松」氏が立候補されるのだそうな。都知事選挑戦はこれで6回目。今回は本名の中松義郎で出られるとのことですが、既に84歳におなりとは、少しばかり驚かされました。写真で見る限りまだまだ意気軒昂そうですし、前都知事同様、お年寄りにも元気溢れる人は結構おられるようです。
ところで、前々から疑問があるのですが、中松候補はなぜ勝ち目のない戦といえる都知事選に斯くもこだわって挑戦し続けるのでしょう? 失礼ながらいわゆる泡沫候補の一人だと目されますし、現職が椅子を投げ出した後とはいえ、中松候補が当選するにはかなり大掛かりな奇跡が必要に感じます。泡沫候補の目的の一つに売名行為があるそうですが、中松候補ほどになれば私でもその名を知るくらいもはや知名度は全国区で十二分に知れ渡っているでしょうから、今更選挙でこれ以上名を売る必要も無いでしょう。それに、選挙には供託金制度があって、少なからぬお金が立候補するだけで必要になります。都知事選だと300万円。有効投票数の1割を獲得できなければ没収されてしまうお金です。中松氏の過去の得票率は1~2%、最大10万票程度のようですから、供託金は没収されれているはずなのです(10万票も獲得していることもまた驚きといえば驚きですが)。更に選挙運動そのものにもそれなりのお金がかかるわけで、それだけの出費をして見合うだけのメリットは一体何なのか、私にはどうもよく判りません。
とはいえ、そういう感じ方自体が選挙に関する素人の浅はかな考えというもので、実は立候補には単なる売名行為以上のメリットが有るのかもしれませんし、はたまた勝敗度外視でただひたすら掲げた大義名分を心底信じてその実現に邁進している高潔な士である可能性もありますから、一概には判断できません。過去には選挙で泡沫候補と言われた人が当選した例も少数ながらあるそうですし、大番狂わせが絶対にないとも言えません。まあ、都民でない以上中松氏の心情や人柄、政策や戦略など知っても知らなくてもどうでもいいことではあるのですが、やっぱり何故なのかな? と気になるところはあります。
ところで、前々から疑問があるのですが、中松候補はなぜ勝ち目のない戦といえる都知事選に斯くもこだわって挑戦し続けるのでしょう? 失礼ながらいわゆる泡沫候補の一人だと目されますし、現職が椅子を投げ出した後とはいえ、中松候補が当選するにはかなり大掛かりな奇跡が必要に感じます。泡沫候補の目的の一つに売名行為があるそうですが、中松候補ほどになれば私でもその名を知るくらいもはや知名度は全国区で十二分に知れ渡っているでしょうから、今更選挙でこれ以上名を売る必要も無いでしょう。それに、選挙には供託金制度があって、少なからぬお金が立候補するだけで必要になります。都知事選だと300万円。有効投票数の1割を獲得できなければ没収されてしまうお金です。中松氏の過去の得票率は1~2%、最大10万票程度のようですから、供託金は没収されれているはずなのです(10万票も獲得していることもまた驚きといえば驚きですが)。更に選挙運動そのものにもそれなりのお金がかかるわけで、それだけの出費をして見合うだけのメリットは一体何なのか、私にはどうもよく判りません。
とはいえ、そういう感じ方自体が選挙に関する素人の浅はかな考えというもので、実は立候補には単なる売名行為以上のメリットが有るのかもしれませんし、はたまた勝敗度外視でただひたすら掲げた大義名分を心底信じてその実現に邁進している高潔な士である可能性もありますから、一概には判断できません。過去には選挙で泡沫候補と言われた人が当選した例も少数ながらあるそうですし、大番狂わせが絶対にないとも言えません。まあ、都民でない以上中松氏の心情や人柄、政策や戦略など知っても知らなくてもどうでもいいことではあるのですが、やっぱり何故なのかな? と気になるところはあります。