かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

事故も負傷者も激減しているのにどうして自賠責保険だけ値上がり?

2013-01-09 20:51:14 | Weblog
 このところ続いていた、朝の体調不良(主に胃腸の具合)が、ようやく回復してきたようです。その代わりに、今度は喉がおかしな具合になって来ました。昨日昼休みに山の中を散策した折に、あまりの陽気でかなり汗ばんでしまったのですが、そのまま特に手当もせずに過ごしたのが悪かったのかもしれません。あるいは、昨日までの胃腸炎はやっぱり風邪の一症状で、今日になってそれが喉の方へ移行したのか? 何れにしても悪化するようなことになったらさすがに辛いものがあるので、ここは自重して無理をしないようにしなければなりません。

 さて、値上がりするかも、という話が出ていた自賠責保険、この4月から平均15%程度値上がりする事になるそうです。金融庁長官の諮問機関である自賠責審議会とやらで検討されているとのことですが、自賠責保険が2008年度以降赤字続きのため、11年度と13年度の2段階で計3割程度引き上げる方針が既に出ていました。そこで11年度には平均11.7%引き上げられており、今回はその2段階目、というわけです。
 赤字の原因は、後遺障害の支払いが想定を上回った影響、とのことですが、その細かい内訳までは報道されていないようです。それにしても、先日も警察庁から12年連続で交通事故死亡者数が減少しているとの発表がありましたし、事故発生件数も負傷者数も平成17年以降28%も減っており、それで何故後遺障害とやらが増大するのか、不思議というよりありません。
 給付を受けるヒトが減っているんじゃないかと思われる一方で赤字が垂れ流されるというのは、自賠責保険を運用している所がよほどの下手を打っているか、かつての年金のごとく、本来の使用目的外のところに掛金が流されているか、というような事ばかり、思いついてしまいます。
 まずは保険の運用実績についてちゃんとガラス張りに公開して運用に無駄が無いか、適切に行われているかを加入者に知らしめ、その上でどう頑張ってもどうしても赤字になってしまうことを説明した上で、値上げを申し出るのが筋というものでは無いでしょうか? 自賠責は拒絶できるものではないですし、そのようなお金である以上、きっちりとした態度を示してもらわねば大変困るというものです。

コメント
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