かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

たまにやたらと食べたくなるフライドポテトが冷めて出される事があるなんて、ちょっと許しがたいです。

2013-01-05 22:56:12 | Weblog
 今日は天理市にある天理教協会本部で行われたお節会へ行ってきました。これは、教会に飾られた鏡餅を鏡開きして切り分けて焼き、水菜のおひたしとともにだし汁を注いで雑煮として振る舞う行事で、100年以上続いているそうです。全国から集った信者のかたはもとより、信者以外の一般のお客さんにも振舞われます。去年は3日間で2万6000キロのお餅を、7万7000人の参拝者に振る舞ったそうで、日本最大級の新興宗教総本山らしく、その規模は実に雄大そのものです。今日も300人くらい入れそうな食堂4つをフル回転させていましたが、ピーク時には待ち時間が30分以上かかるなど、この日は普段の宗教行事開催日以上に界隈が賑わいます。会場内では、天理教校学園高等学校の女学生さんたちがお餅を入れたパンケースや水菜、ヤカンに入れた出汁を運んで配る他、食べた後の食器の片付けや新しい食器の配膳などを甲斐甲斐しく担当してました。原則おかわり自由なのでその気になれば幾らでも食べられます。私はあまり餅を食べるとすぐ胃がもたれるので、市販の丸餅程度の大きさの餅3個にとどめましたが、同行した家人は8個位ぺろりと平らげ、満足しておりました。

 さて、宗教ゆえのサービスと比べるべくもありませんが、最近、マクドナルドの接客現場が随分混乱しているようです。以前、カウンターからメニューを撤去した、という話を聞きましたが、今度は会計後60秒以内に商品提供、というルールを決め、60秒過ぎた場合はハンバーガーの無料券を、60秒以内でもコーヒーの無料券を配る、というキャンペーンを始めたとのことでした。これは、客単価が伸び悩む中、業績の向上には客の回転率を上げる必要がある、という判断からなされたことらしいですが、60秒にこだわるあまり、作りおきの冷めたフライドポテトを提供したり、作り方や包装が粗雑になった商品の提供が発生し、お客の不満が高まっているのだとか。ネット上には、ぐちゃぐちゃなハンバーガーや荒っぽい詰め方をされた商品の写真がいくつか上がっていますが、なるほど、こんなモノが出されたらちょっと引いてしまうな、と感じるひどさがありました。客の回転率を上げる、という考え方はまあ普通に考えられることかとは思いますが、そのせいで接客が悪化しては本末転倒と言わざるをえないでしょう。しかもそれを公言して実施して状況悪化なんて、会社として客の受ける印象など全く考慮していない、自分たち売る側だけの都合しか考えてなかったようにしか感じられません。例え売る側の論理だとしても、それを買う側に悟られるのは客商売としてはまずいのではないでしょうか。
 これが果たしてごく一部の特殊事例なのか、それとも結構あちこちで見られるものなのかは判りませんが、一部でもそういう接客を受け、それがネット上に証拠写真とともに上がってしまうと、ほとんどの店舗も同じような目で見られかねない危険をはらんでいます。
 個人的には多少ぐちゃぐちゃな包装でも状況次第では許容出来る部分もありそうにも思いますが、冷めたフライドポテトはちょっと許せそうにないです。なにせあれは温かいからこそ食べられるジャンクフードなのですから。とはいえ、60秒ルール導入直前のマクドに行ったきり、その後はまだ行ってないので、なんとも言いかねるところはあります、とここまで書いてあれ?と思ったのですが、そう言えばあのお店、確かカウンターでメニューを見ましたよ? お店によって対応って違うんでしょうか?

コメント
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