今朝の最低気温は3.2℃、最高気温は10.4℃でした。ほとんど日が差さない曇りがちの天気でしたが、昼間は10℃を超えました。明日は移動性高気圧に広く覆われそうですし、空気は冷たくても、しっかり日差しのある布団や洗濯物を干すのに良い日になるのではと期待しています。もちろんその一方でスギ花粉が厄介ですが。
さて、大阪府豊中市の国有地が、周辺地価のおよそ1割の価格で学校法人「森友学園」という所に小学校用地として売却されており、安倍首相の奥さん昭恵氏がその小学校の名誉校長になっていたことから、この土地売買に首相が関与していたのではないか、という疑惑を国会で民進党が提議、首相を追求したとのこと、これが本当なら内閣を揺るがす大スキャンダルになるな、とちょっと驚いて色々ネットニュースをみておりましたら、この話は民進党の大阪府第9区総支部長森村ヒロム氏が問題視してツイッターで取り上げ、その後、当該地から出土した大量のゴミの廃棄費用等で地価が値引きされたもので、不当廉売でもなんでもなかった、早とちりでしたと謝罪するツイートを改めて出していた、と言うのを知りました。
https://twitter.com/hiromu_morimura/status/829973839496896512
ならば何故、民進党はこの問題をわざわざ国会で取り上げ、首相に質問したのでしょう? 蓮舫代表もしっかり問い正して、と定例記者会見で言っていたそうですが、森村氏の話は党内で誰も共有していないのでしょうか? 森村氏はまだ若干25歳のイチ候補に過ぎず、その意見が党中央に届くのは難しいのかもしれませんが、その経験不足な若手ですら気づけた早とちりを、調査能力では遥かに若手の支部長を凌ぐはずの党中央にいる国会議員が気づけなかった、というのは、少々問題が大きい気が致します。
なんでも、時事通信の2月の世論調査で、政党支持率が自民党前月比2.5ポイント増の26.1%。民進党は0.1ポイント減の4.3%。公明党2.8%、共産党2.4%、日本維新の会0.9%、とのことで、主要野党を全部足しても自民党の半分にも達しないという惨憺たる有様だったことが明らかになりましたが、その第一党たる民進党は党勢回復どころか一向に浮上する気配もありません。
もし、党首以下首相のスキャンダルで一挙逆転を夢見ているのだとしたら、あまりに危うい姿勢だと思わずにはいられません。もちろんスキャンダルが事実だったとしたら今の内閣には大打撃には違いないでしょうけれど、だからといって民進党に支持が集まるとは到底思えません。そもそも、民主党の政権奪取とその後の混乱のおかげで、国民はもはや『政局』には興味を失い意義深い政策論争とは程遠い揚げ足取りや反対ありきの対案なき反対に、飽き飽きしているのではないでしょうか。そのことを理解して建設的な意見のぶつけ合いができるようにならないと、民進党は公明党や共産党に追い抜かれてしまう日が本当に来てしまうかもしれません。
さて、大阪府豊中市の国有地が、周辺地価のおよそ1割の価格で学校法人「森友学園」という所に小学校用地として売却されており、安倍首相の奥さん昭恵氏がその小学校の名誉校長になっていたことから、この土地売買に首相が関与していたのではないか、という疑惑を国会で民進党が提議、首相を追求したとのこと、これが本当なら内閣を揺るがす大スキャンダルになるな、とちょっと驚いて色々ネットニュースをみておりましたら、この話は民進党の大阪府第9区総支部長森村ヒロム氏が問題視してツイッターで取り上げ、その後、当該地から出土した大量のゴミの廃棄費用等で地価が値引きされたもので、不当廉売でもなんでもなかった、早とちりでしたと謝罪するツイートを改めて出していた、と言うのを知りました。
https://twitter.com/hiromu_morimura/status/829973839496896512
ならば何故、民進党はこの問題をわざわざ国会で取り上げ、首相に質問したのでしょう? 蓮舫代表もしっかり問い正して、と定例記者会見で言っていたそうですが、森村氏の話は党内で誰も共有していないのでしょうか? 森村氏はまだ若干25歳のイチ候補に過ぎず、その意見が党中央に届くのは難しいのかもしれませんが、その経験不足な若手ですら気づけた早とちりを、調査能力では遥かに若手の支部長を凌ぐはずの党中央にいる国会議員が気づけなかった、というのは、少々問題が大きい気が致します。
なんでも、時事通信の2月の世論調査で、政党支持率が自民党前月比2.5ポイント増の26.1%。民進党は0.1ポイント減の4.3%。公明党2.8%、共産党2.4%、日本維新の会0.9%、とのことで、主要野党を全部足しても自民党の半分にも達しないという惨憺たる有様だったことが明らかになりましたが、その第一党たる民進党は党勢回復どころか一向に浮上する気配もありません。
もし、党首以下首相のスキャンダルで一挙逆転を夢見ているのだとしたら、あまりに危うい姿勢だと思わずにはいられません。もちろんスキャンダルが事実だったとしたら今の内閣には大打撃には違いないでしょうけれど、だからといって民進党に支持が集まるとは到底思えません。そもそも、民主党の政権奪取とその後の混乱のおかげで、国民はもはや『政局』には興味を失い意義深い政策論争とは程遠い揚げ足取りや反対ありきの対案なき反対に、飽き飽きしているのではないでしょうか。そのことを理解して建設的な意見のぶつけ合いができるようにならないと、民進党は公明党や共産党に追い抜かれてしまう日が本当に来てしまうかもしれません。