かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今、ウルトラセブンで神戸を連想するヒトはあまりいなさそうですが、かえって物珍しく思われるのかも?

2017-02-05 21:19:30 | Weblog
今朝の最低気温は1.7℃(2:03)、最高気温は6.8℃(20:34)でした。今日は午前中はほぼ3℃台で終始し、昼は5℃台、夕方から6℃台と一日かけてゆっくり気温が上がっていくという変な日でした。朝からほぼ一日中雨が降っていましたし、明日も午後は雨模様らしく、しばらくははっきりしない寒い日が続くみたいです。

 さて、来年50周年を迎える「ウルトラセブン」にちなみ、神戸市の有志が、神戸を舞台にした第14・15話「ウルトラ警備隊西へ」で登場した怪ロボット「キングジョー」を観光資源にしようと、色々と調査を進めているそうです。
 有志の中核は、地元の観光資源を探る活動をしている市民団体「灘百選の会」で、当時の撮影が灘区内に集中していることを見出し、およそ3年を費やして、区役所職員や神戸大の学生らと映像を解析、撮影場所を割りだしたとのこと。
 当時の秘密兵器の発射場所やキングジョーが倒されて沈んだ場所なども推測して、記念碑の建立や、ウルトラセブンゆかりの場所を巡るツアーなどを検討し、これを「神戸港のシンボルにしたい」と意気込んでいらっしゃるそうです。
 
 このニュースを観るまですっかり忘れていましたが、そう言えばあの話は神戸を舞台にしていましたね。今だったら絶対撮影を観に行っていたでしょうが、まだ何も知らずブラウン管にかじりついていた当時の私は、それが神戸というすぐ近くの街だということすら意識していませんでした。
 大変面白い取り組みだと思うのですが、さて、今「キングジョー」と言われて、即あの合体ロボットを思い浮かべることができるヒトが一体何人いるんでしょう? ウルトラセブンも案外知らない、というか他のウルトラ兄弟とかヒーローたちとごっちゃになっていたりするヒトのほうが多いような気がしますが、個人的には、記念碑とかできたらとりあえず観に行ってみたいとは思います。でも、当時の円谷プロはやっぱりすごかったんですね。毎週放映の連続ドラマで、今こうしてキングジョーとセブンの戦闘シーンから実際の場所を推測できるほど、当時の神戸港のジオラマを組み上げて撮影していたんですから。まさに日本の職人芸を改めて観た思いがします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする