かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

プレ金、ってまた妙な言葉を作ったものですが、消費を増やすには実入りも増やさないと難しいのではないでしょうか

2017-02-24 21:04:05 | Weblog
 今朝の最低気温は0.7℃、最高気温は9℃でした。今日は曇りがちながらも晴れ間もあったのですが、空気は冷たく、外出時にはコート必須な一日でした。まだしも風がほとんど無かったので助かりましたが、これで少しでも風が吹いていたら、今日の外での仕事はあまりな寒さの前にろくにすすめることもできなかったことでしょう。
 そして夜になってからは、更に急激に気温が下がっています。午後9時を回ったところで既に今朝の最低気温を下回りつつありますから、この分ですと明日朝の冷え込みはこの冬一番級のきつさに成るやも知れません。とにかく暖かくして寝ませんと。

 さて、世間ではプレミアム・フライデー(略してプレ金というのだとか)とかいう政府と経済界の肝いり施策が行われたそうで、月末の金曜日である今日、幾つかの企業で仕事を午前で切り上げたり午後3時までとしたりして、従業員を早期に帰宅させる取り組みが始まったそうです。なんでも、月末の金曜日は早退けして遊びや趣味や何やらでどんどん消費活動を促し、経済活性化に仕向けるのだとか。中には余暇活動の原資にと数千円〜1万円程度支給している企業もあるそうです。
 経済産業省によると、昨日時点で120社程度がプレ金導入が確認できたとのこと。全国の法人企業はざっと170万社あるそうですからそのうちの120社など統計的にはゼロにも等しいくらいな微々たる誤差レベルですが、経産省が把握して出来ていない分とかもあるでしょうし、恐らくこんなのを導入できるのはそこそこな大企業でしょうから、この制度の恩恵?を受けた従業員数で言えば、もう少し桁が変わって誤差レベルを脱するやも知れません。でも、いずれにしても日本全国の勤労者のうちの一部にとどまったのは確かなんじゃないでしょうか? それにどうせやるのなら、霞が関のお役人も率先してやればよかったんではないでしょうか? 国会対策で連日遅くまで働いているのでしょうし、どうせ良く言われることは無いお役人なのですから、今更非難の1つ2つ増えたところで大したことでもないでしょう。それより政府が経済界と二人三脚で実施しようとした肝いり政策なのですから、政府自身が自ら範を示すべきだと思うのです。

 でも、こうやって自由になる時間ができても、それだけで消費って増えるものなのでしょうか? そんな疑問があるからかどうかはわかりませんが、一部企業が「お小遣い」を社員に配っているのを見ると、先立つものなしに消費は増えそうにないようにも思います。それならば、たとえ効果は薄くても、昔やっていた「地域振興券」とか「定額給付金」とかの方が消費を喚起できるんじゃないか、と思ったりします。



コメント (4)
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