かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

菅直人氏敗訴確定。もうさすがに政治生命の残機は尽きたのかも?

2017-02-22 20:10:07 | Weblog
 今朝の最低気温はー2.4℃、最高気温は11.9℃でした。今朝は寒くなるという予報は前もって見ていたのでしっかり毛布や布団を用意して寝たつもりだったのですが、今朝の冷え込みには参りました。明日はまた暖かくなって、次にまたまた寒くなるという猫の目天気のこの頃ですが、風邪の方は、ここに来てようやく実感できるくらいにマシになってきました。まだ少しばかり喉のいがらっぽさと咳ごみやすさはありますが、この様子なら週末からの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第1章」の鑑賞に大阪まで出かけるのは何とかなりそうです。

 さて、菅直人元首相が福島原発事故の対応を誤ったとメールマガジンで安倍総理が批判し、それが名誉毀損だとして菅氏が訴えていた裁判で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は、菅氏の上告を退け、菅氏敗訴が確定しました。
 件のメールマガジンは2011年5月20日配信分で、安倍総理は文中で原子炉への海水注入を止めたのは菅総理であり、更にそのことを捻じ曲げて、菅氏の側近が海水注入を菅総理の英断だとうそをばらまいた、と暴露しました。それが事実と異なると訴えていたのですが、裁判所は一貫して当時菅氏が海水注入を中断させかねない振る舞いがあり、この記事は重要な部分で真実と認められると結論づけ、菅氏の敗訴を決定しました。
 しかしこれは、菅直人議員にとっては結構致命的な判決なのではないでしょうか? 裁判で、「悪いのはお前だ」と名指しされたも同然のことで、それを承服できないと頑張りに頑張って最高裁まで行った末の敗北とあっては、もはや名誉を挽回する機会も失ったといわざるを得ないでしょう。前回の衆院選も、小選挙区では大敗して比例区で辛うじて最後の一人に滑り込むギリギリの選挙になっていましたが、この分だと次の選挙は乗り切れないんじゃないかと感じてしまいます。薬害エイズ事件の時は中々見事な立ち回りを演じておいででしたが、その後のO157かいわれ大根説の勇み足でつまづき、首相となっては、地震や原発事故など未曾有の危機に直面する不運はあるものの、「戦後最悪」との冠を付けられたりして、かつての栄光も地に堕ちた感がありました。もう70歳といいお年ですし、晩節をこれ以上汚すことなく名誉ある撤退を検討すべき時なのかもしれません。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする