かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

3万人も認知症の恐れのある高齢者が免許を保持しているのは、もはや社会の脅威と言わざるをえないのかも。

2017-11-02 20:21:36 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.4℃、最高気温は21.7℃、五條市アメダスの最低気温は4.1℃、最高気温は21.1℃でした。昨日一昨日並みに今朝も冷え込むかと思っていましたが、そこまでの冷えはなく、むしろ、冷えを警戒して厚めに布団や毛布をかぶって寝ていたら暑くて明け方目が覚めてしまった位でした。真冬並みか秋相当か、冷え具合を予測しながら寝る支度も考えないといけませんが、中々に難しいです。今日も夜になって少し寒さが募ってきた感があったので、試運転を兼ねてストーブに火を入れてみましたが、明日朝にかけて更に冷え込んでくるのかどうか。油断して風邪など引きたくはありませんが、暑くて寝不足というのも厄介なので悩ましいところです。

 さて、この3月に道路交通法が改正され、高齢者ドライバーの認知機能検査が強化されました。以来半年で111万人の75歳以上の免許保持者が検査を受け、うち3万170人が認知症の恐れのある第一分類と判定されていたことが、警察庁のまとめで明らかになりました。3万人のうち、697人は免許の取り消しや免許停止の行政処分となったのだそうです。
 75歳以上で危なそうなヒトが3%未満というのは、さすが長寿社会の日本だと感心しきりですが、その危なそうなヒトの2.3%しか免許を返上せず、残る97%以上のヒトが今も免許を保持しているというのも、中々に困ったものだと思わずにはいられません。そのうちのどれだけのヒトが今も実際にハンドルを握っているのか判りませんが、その大半はおそらくは車がなくては生活が成り立たない田舎暮らしのヒトではなかろうかと思われ、私の生活圏内にも、相当数の潜在的な危険が潜んでいるものと覚悟しておく必要がありそうです。
 最近妙に速度の遅い車が多いような気がするのは、自分が年を取ってきてやや気短かになってきているせいかも、と気をつけるように自分で自分に言い聞かせていたのですが、現実に高齢者ドライバーの増加で車の速度が全体的に落ちてきているのかもしれません。この上はとにかく時間にゆとりを持って移動することを心がけ、運転中は焦ったり苛立ったりしないよう気持ちをおおらかに保つことをより一層意識するよりありませんね。もっとも、コンビニや駐車場で突っ込んでこられたらいかんともなし難いですが。自動運転でもなんでも良いですから、高齢者が安心して免許を手放せる環境を一刻も早く構築して行かねば、いずれそのうち再び「交通戦争」勃発の危機が訪れかねません。

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