かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

財宝探しは夢とロマン溢れる娯楽ですが、海外でわざわざ法を犯してまでやるのはどうかと思います。

2018-06-03 20:41:34 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は16.5℃、昼の最高気温は29.4℃、五條市アメダスの最低気温は12.1℃、最高気温は28.3℃でした。今日も朝から快晴の一日でした。気温も面白いように上がっていきましたが、それでもなかなか30℃超えとは行かないのがこの季節らしいということでしょうか。それにしても、以前の予報で明日以降天気は下り坂だったと記憶しているのですが、夕方は西の空をきれいな夕焼けが彩っていましたので、改めて週間予報を見直してみたら明日明後日は晴れで雨は水曜日になっていました。梅雨前線の動き次第とは言え、サボテンの水やりなどの予定もあるのであまり変化するのは少し困ってしまいます。

 さて、フィリピン北部のカポネス島というところで、違法に地中を掘り返し宝探ししていた日本人らのグループが、フィリピン当局に逮捕されたそうです。逮捕されたのは先月31日のことで、日本人は40代から60代の男女3名と15歳の少年、それに労働担当で雇われたのか、フィリピン人13名の計17名とのこと。フィリピン当局によると、この「宝探し」グループは、海洋保護区に指定されている同地域で違法に5m四方の穴を5mまで掘り下げていた疑いで逮捕されました。
 このニュースを読んだとき、今どき宝探しで捕まるなんて、と目を疑ったのですが、フィリピンには旧日本陸軍の山下将軍が隠したと伝えられる「山下財宝」が眠っている、という都市伝説があり、これまでにも、たびたび宝探しを巡るトラブルが現地で起きているのだそうです。
 ウィキペディアなどを読んでみましたら、フィリピンでは宝探しによるトラブルを避けるため、2007年まで届出制だったのを許可制として、国に1万ペソの手数料を払って1年間有効の許可を取得するように定めているそうです。同時に、もし財宝が発見された場合は、文化遺産と判断されれば国が没収、公有地での発見なら国が3/4、私有地なら国が3割で発掘者と地主が残り7割、というように取り分も決められたのだとか。今回の「事件」は、そういう許可を取ること無くやってしまった、ということなのでしょうが、ちょっと調べれば判ることを守らずに勝手に掘り返してしまったというのは残念ながら弁護の余地もなさそうです。しかし、15歳の少年については、通訳担当とニュースに書いていましたが、一体どういう経緯の子なんでしょうね。現地に長く住んでいる日本人の子弟、というようなことなのでしょうか?


コメント
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