かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

実際揺れに揺れましたが、あっけない位身動きって取れなくなるものですね。

2018-06-18 20:07:40 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は20℃、昼の最高気温は25.5℃、五條市アメダスの最低気温は18.7℃、最高気温は27.6℃でした。今日は未明からの雨が朝のうち残っていましたが、午後には雲が切れて晴れ間ものぞき、夕方には薄雲が流れる晴れの空になっていました。しかしながら、明日以降はまた梅雨らしい雨空に戻るようで、被災された大阪北部の人達の苦労が忍ばれます。

 しかしまあ、今朝はとにかく驚かされました。通勤で乗換する大和西大寺駅で下車して次に乗る電車のホームに移動し、前走の電車が出発して、いつもよりちょっと遅いな、と思った矢先に世界がグラグラグラッと大きく横に揺れ動きました。もうただ立っているのも難しいくらいで、周りではたまらず尻餅をついたり4つんばいになったりしているヒトも目立ちましたが、なにより女子高生の集団はきゃあきゃあ悲鳴を上げるわ、気分が悪くなったのかうずくまって動けなくなっている女性がいるわで、もうホームは騒然としていました。私はとにかく上から蛍光灯とか厄介なものが落ちてきやしないかと何よりそれが一番不安だったのですが、少し長めの揺れがようやく収まったところで恐る恐るタブレットで地震速報を検索し、今朝の大阪北部での地震を知ったのでした。その後は運転再開をひたすら待つことになりましたが、車内に閉じ込められたりせずに済んだのは、大変に僥倖だったと切に思いました。
 本来なら、枚方の実家が心配される場面だったのですが、幸か不幸か両親はちょうど海外に遊びに行っており、実家には居なかったために、少なくとも生命の危機だけは心配せずにすみました。もっとも、今夜帰宅する予定なので、帰宅したら目を剥くことになると思いますが、まあ命あっての物種でしょう。
 それにしても、震度5弱という揺れをはじめて体感しました。阪神大震災の時は、自宅周辺はそこまで震度は大きくなかったと思いますし、早朝だったこともあって意識もある程度おぼろげでした。最初のガン!と下から突き上げるような揺れに目を覚ましてその後しばらく続いた揺れに布団の中でじっとしていたものでしたが、今回のような完全に目が覚めた状態で、自宅の外でこれほどの揺れに遭遇するのはまさに初体験そのものでした。しかし、訓練というものは日頃からちゃんとやってないといざという時はまるで動けないことを理解しました。本来なら頭上からの落下物に備えて頭を防御するなりすべきだったのですが、こけないようにバランスをとるのが精一杯で落下物に不安を覚えたのは少し揺れが収まりかけた頃からでした。
 まあこれでいくらか蓄積したエネルギーが抜けて落ち着いたと思いたいところですが、これが来るべき大地震の前触れだという不気味な話もあり、ともかくもしばらくは警戒を怠らずに過ごすしかないでしょう。実家も早めに見に行ったほうが良いでしょうし、しばらくは厄介ごとから逃れられそうにありません。

コメント (2)
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