今日の奈良市アメダスの最低気温は18.8℃、昼の最高気温は28.1℃、五條市アメダスの最低気温は18.4℃、最高気温は27℃でした。雨は夜のうちに収まりましたが、今日も一日曇り勝ちの空模様で、日差しは普段の半分くらいの様子でした。それでも気温が結構上がり、湿気が強いこともあって、蒸し蒸しとしたあまりありがたくない空気に包まれていました。明日も曇りがちで夕方には一雨ありそうですが、なんだか久しぶりに本格的な梅雨を迎えているような気がします。
さて、今日午前0時頃、三重県を走る東名阪自動車道の鈴鹿インターで、道路の橋桁から2センチほどの粒状コンクリート片が多数落下し、6m下を走行する大型トラックを直撃しました。幸い粒が小さかったからなのか、トラック運転手が怪我をしたりすることもありませんでしたが、現場は復旧工事のため、大阪方面に向かう下り出口が15時間通行止め、本線上も車線規制して復旧工事が続いており、ひどい渋滞になっているそうです。
東名阪は1967年に着工し、現場付近は1970年に開通したという古い道路です。建設から半世紀、補修工事は行われておらず、今回のコンクリート片落下事故も経年劣化のせいだろうという見解が主流のようです。
まあ今回は当たったのが大型トラックで、破片が2センチと小さかったのも幸運だったのでしょうが、例えば当たったのがバイクだったら、あるいは軽自動車だったりしたら、速度や当りどころによっては悲惨な事故になっていたかもしれません。
それにしても、ついこの間近鉄の南大阪線の鉄橋が傾いて一時不通になったように、日本中の道路を始めとする構築物で色々と不具合が顕在化してくる頃合いなのでしょうか。作られたものである以上経年劣化は絶対に避けられませんし、ゆえにこそ適切な保守管理が必要なはずですが、人手や予算などの都合で遅々として手が入れられない、というのも厄介な話です。有料道路でこの有様なのですから、無料の道路や橋や建物などは言うまでもないでしょう。このように我が列島はなかなか厄介な「動脈硬化」をあちこちに抱え、破綻する一歩手前で辛うじて幸運に支えられている、という状況なのかもしれません。いつ大地震が来るやもしれない、という今日、これは流石に看過できない問題なのではないでしょうか?
さて、今日午前0時頃、三重県を走る東名阪自動車道の鈴鹿インターで、道路の橋桁から2センチほどの粒状コンクリート片が多数落下し、6m下を走行する大型トラックを直撃しました。幸い粒が小さかったからなのか、トラック運転手が怪我をしたりすることもありませんでしたが、現場は復旧工事のため、大阪方面に向かう下り出口が15時間通行止め、本線上も車線規制して復旧工事が続いており、ひどい渋滞になっているそうです。
東名阪は1967年に着工し、現場付近は1970年に開通したという古い道路です。建設から半世紀、補修工事は行われておらず、今回のコンクリート片落下事故も経年劣化のせいだろうという見解が主流のようです。
まあ今回は当たったのが大型トラックで、破片が2センチと小さかったのも幸運だったのでしょうが、例えば当たったのがバイクだったら、あるいは軽自動車だったりしたら、速度や当りどころによっては悲惨な事故になっていたかもしれません。
それにしても、ついこの間近鉄の南大阪線の鉄橋が傾いて一時不通になったように、日本中の道路を始めとする構築物で色々と不具合が顕在化してくる頃合いなのでしょうか。作られたものである以上経年劣化は絶対に避けられませんし、ゆえにこそ適切な保守管理が必要なはずですが、人手や予算などの都合で遅々として手が入れられない、というのも厄介な話です。有料道路でこの有様なのですから、無料の道路や橋や建物などは言うまでもないでしょう。このように我が列島はなかなか厄介な「動脈硬化」をあちこちに抱え、破綻する一歩手前で辛うじて幸運に支えられている、という状況なのかもしれません。いつ大地震が来るやもしれない、という今日、これは流石に看過できない問題なのではないでしょうか?