奈良市の今朝の最低気温は23.1℃、最高気温は32.5℃。五條市の今朝の最低気温は21.4℃、最高気温は33.2℃でした。連日夏日ですが、少しだけ今日は控えめでした。更に中南部では午後4時頃にざあっと一雨あって暑さが和らぎ、夜を迎えました。ただ、まだまだ夏日が続くようで、秋雨前線も台風13号に押されるように北上し、北海道あたりまで離れてしまうようです。次の台風15号もこの日曜日には列島に接近してくるようですし、本格的な秋の訪れは思っていたよりも随分と遅れそうです。
さて、東京オリンピックで猛暑を緩和するため、会場で降雪機を用いて多量の人工雪を降らし、一時的に気温を下げようという試みが検討されているらしいです。その実証実験のため、この13日に東京都江東区の海の森水上競技場で開催されるカヌーのテスト大会で、露天の観客席で一日に2度、計1トンの雪を降らせて、気温や湿度などを測定するとともに、オリンピック組織委員会の職員が体感でも涼しくなったか確認するとのこと。担当者は、「可能性のあるものは少しでも検討していく姿勢で行っている。有効なら活用していきたい」と発言していますが、さて、うまくいきますかどうか。
ただ、残暑厳しいとはいえ、さすがに真夏の暑さとまでは行かない9月に、しかも台風や秋雨前線などで天候不順も多いこの季節に、果たしてそううまく実験して効果を検証できるのか、個人的にはかなり疑問があります。また、1トンの雪というとそれなりの量に思えますが、要するに水千リットル、家庭用のお風呂5杯分くらいの量です。それを凍らせて振りまいたとして、広い露天の観客席でどれほどの効果があるのか、降ってきたその時だけふわっと冷えてその後湿度の上昇もあって暑熱地獄となる、なんていう可能性もあったりしないかと不安もあります。更に降雪機の性能を知らないので素人考えではありますが、普通冬に使う機械が真夏の炎天下で問題なく可動するものなのでしょうか? まあそういうことも含めていろいろ実証しようということなのでしょうけれど、真夏の炎天下でやることは早くから判っていたことなのに対応が場当たり的で遅すぎるように感じるのが残念なところです。
さて、東京オリンピックで猛暑を緩和するため、会場で降雪機を用いて多量の人工雪を降らし、一時的に気温を下げようという試みが検討されているらしいです。その実証実験のため、この13日に東京都江東区の海の森水上競技場で開催されるカヌーのテスト大会で、露天の観客席で一日に2度、計1トンの雪を降らせて、気温や湿度などを測定するとともに、オリンピック組織委員会の職員が体感でも涼しくなったか確認するとのこと。担当者は、「可能性のあるものは少しでも検討していく姿勢で行っている。有効なら活用していきたい」と発言していますが、さて、うまくいきますかどうか。
ただ、残暑厳しいとはいえ、さすがに真夏の暑さとまでは行かない9月に、しかも台風や秋雨前線などで天候不順も多いこの季節に、果たしてそううまく実験して効果を検証できるのか、個人的にはかなり疑問があります。また、1トンの雪というとそれなりの量に思えますが、要するに水千リットル、家庭用のお風呂5杯分くらいの量です。それを凍らせて振りまいたとして、広い露天の観客席でどれほどの効果があるのか、降ってきたその時だけふわっと冷えてその後湿度の上昇もあって暑熱地獄となる、なんていう可能性もあったりしないかと不安もあります。更に降雪機の性能を知らないので素人考えではありますが、普通冬に使う機械が真夏の炎天下で問題なく可動するものなのでしょうか? まあそういうことも含めていろいろ実証しようということなのでしょうけれど、真夏の炎天下でやることは早くから判っていたことなのに対応が場当たり的で遅すぎるように感じるのが残念なところです。