かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

別に楽天的になれと言うわけではありませんが、過度に恐れてもしょうがないとも思います。

2024-08-09 19:34:40 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24.9℃、昼の最高気温は36.5℃、五條市の今朝の最低気温は21.8℃、昼の最高気温は37.1℃でした。今日も安定した夏空で暑い熱い一日でした。夕方になって、入道雲が沸き立ち少しだけ雨粒が落ちてきましたが、夕立というほど降らない上に頭上には届かず、蒸し暑いまま夜になりました。明日から夏の三連休ですが、変わらず熱い日々が続くようなので、熱中症対策は必須です。

 さて、南海トラフ地震、報道やらJRの対応やら観ていると、今すぐにでも巨大地震が襲ってきそう、今後一週間程度は危ないから注意! と言うようないかにも危ない印象を受けますが、昨日の地震のあと発表された「巨大地震注意」によると、南海トラフ地震の発生確率はこれまでの0.1%から0.4%と、4倍も高まっているんだとされます。 確かに4倍と言われると脅威ですが、確率0.4%なんてほとんど0と変わらないではないかと私には見えてしまうのですが、本当にこの数字で、なにか緊急に対策を練らねばならないと焦らなくてはならないほど地震が迫っていると言えるのでしょうか? マスコミはこれまでの「4倍」に注目したいのでしょうが、0.1%と0.4%では数字だけ見ると微々たる違いでしかありません。なにより、発生確率って一体どういう意味の数字なのでしょう? 明日南海トラフ地震が発生する可能性とか言うのなら分からないでもないのですが、仮にそうだとしても明日0.4%の確率で巨大地震が起きますと言うことは99.6%の確率で地震が起きない、というわけでしょうから、有り得そうなのは地震が起きない方ではないでしょうか? そもそも地震予知はまだまだできないというのが地震の学問の常識だと聞いた事があり、あらゆることが不確実・不確定な中でこのような数字を出して行かねばならない気象庁の苦労は職務上致し方ないと思いますし大地震発生に注意を促し、備えるよう訴えていく大事さはわかりますが、その発表を聞いて質問したり報道したりする方々は、せめてもう少し理科や算数を真面目に勉強してから、発表を聞いたり質問したり記事を書いたりされた方が良いと真摯に思います。 
コメント
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