かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

有人深海探査機を巡る発言「捏造記事」、おそらくは単純ミスなのでしょうが、「朝日だから」と言われてしまう怖さを記者は理解せねばならないでしょうね

2024-08-13 19:14:42 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24.7℃、昼の最高気温は37.1℃、五條市の今朝の最低気温は23.3℃、昼の最高気温は37.7℃でした。今日は本当に暑くなった体温超えの一日でしたが、夕方には分厚い雲が出て、各地で夕立が観測されました。その雨雲の一部が頭上にかかりかけて、先程までさあっと小雨が降っていたのですが、残念ながら本体はこちらに流れてくる様子はなく、ごく僅かなお湿りとも言えないレベルの湿り気で終わってしまったようです。まあ夕立本体が近いせいか、雨が降る前の蒸し暑い状態から、少しだけ涼しげな風が窓から入ってきています。もうちょっとしっかり降ってくれたら今夜はマシな寝心地だったのでしょうが、なかなかままならんものです。

 さて、朝日新聞がまたやらかした、とネット上で話題になっています。我が国の有人深海探査機「しんかい6500」が2040年代に設計寿命を迎えるのに備えて何をどうするか、という文部科学省主催の深海探査システム委員会に基づく記事で、「しんかい6500老朽化「延命治療しても…」 無人機開発優先へ 」と題して8月11日に出したものです。なかなかの力作で、世界から遅れをとる我が国の深海探査機の現状と、益々需要が高まっていく日本列島直ぐ側の深海域の重要性が判る内容じゃないかと思いますが、その一方で、会議の中で発言されている専門家の方から、「そんな事は言ってない」とクレームが付けられ、公開されている議事録をみても、確かに専門家のおっしゃるとおり「言ってない」ことを勝手に読み替えて言ったことにしているという有様でした。これを書いた記者が、「有識者会議を傍聴し、谷研究主幹の発言を記事に盛り込みましたが、ご本人への確認を怠り、意図を取り違えました」として今日になって当該箇所を削除・修正していますが、特に捏造の朝日が定着していて信用回復に並ならぬ不断の努力が必要とされている中で、マスコミとしてはやってはならない痛恨のミスであったと思われます。せっかくの記事が実にもったいないですから、これを機会として、そのようなミスを極力無くす努力をこの記者さんには努力いただきたいものです。
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