今朝の奈良市の最低気温は26.3℃、昼の最高気温は35.1℃、五條市の今朝の最低気温は23.4℃、昼の最高気温は37℃でした。今日は仕事で職場のある五條市に朝からでかけていましたが、朝からよく晴れて暑くなりそうな空模様が午前中から薄雲が広がって日差しが途切れがちになり、更に夕方5時頃になって大音響の落雷を合図に激しい驟雨を叩きつけてくる夕立が降り出しました。夕立はあちこちで降っていたようで、奈良市のアメダスでも5時台に37ミリの夕立があって気温が急降下し、現時点での今日の最低気温は16:59に記録した25.4℃となりました。お陰でさあ帰ろうというときもピカピカどんどん雷は止みませんし雨も止まらず、風も強くなって横殴り状態でしたから、傘を差していても駐車場の車にたどり着くまでにずぶ濡れとなってしまいました。まあこのところ降りそうで空振りが多かったので、ちょうど良かったといえばその通りなのですが、あと30分振り始めが遅ければ濡れずに済んだので、少しばかり恨めしいです。更に自宅の方でも久しぶりに一雨あり、少し過ごしやすい宵を迎えています。これも台風接近の影響なんでしょうか? その台風は発達しながら進路は更に西に振ってきました。長らく予報円の中心線上にあった紀伊半島から大きく外れ、今の予報では宮崎県、高知県、愛媛県が予報円中央付近に擬せられています。夏の台風はかくも進路が読むづらい。まだ今後どうなるか予断は許しませんが、こちらとしては少しは安堵できそうです。
さて、ボーイングが開発し、6月5日にフロリダから宇宙飛行士2名を乗せて国際宇宙ステーションに向けて有人試験飛行の旅に出発した新宇宙船スターライナーに不具合が続出、これでは安全に有人降下できないと判断され、今回の10日間の試験は中止、飛行士は予定を変更して8ヶ月ISSに滞在し、後にスペースXのクルードラゴンで戻ってくる事になったとNASAが公表しました。スターライナーは完成まで難産続きで色々不具合続出だったようですが、打ち上げ前にもエンジン周辺のヘリウム漏れが確認されていました。それを「飛行は可能」とみて打ち上げたわけですが、飛行中に漏出箇所が増大、ISS到着直前には28基備えられたエンジン2のうち5基が停止した。うち1基は再起動できない状態になっていました。クルードラゴンともう一機使える宇宙船が欲しかったNASAとしては、痛恨の事態となった模様です。故障含みのスターライナーは切り離されて無人で降下することに。
かつて月にヒトを送り込んだ史上最大のロケットサターンVを製造した会社の一つだったボーイングでしたが、有人宇宙飛行は勝手が違ったのか、半世紀以上経ってかつての開発能力が衰えてしまったのか、状況はよく判りませんが、何はともあれ安全第一、まずは飛行士の無事の帰還と、不具合を改修できることを祈りたいと思います。