かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

夏期2時間サマータイム導入? 何故オリンピックのために国民生活を犠牲にしなければならないのでしょう?

2018-08-06 19:48:20 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26.7℃、昼の最高気温は36.8℃、五條市アメダスの最低気温は22.8℃、最高気温は35.5℃でした。今日は昼間仕事で外に出ていましたが、日差しがあると殺人光線のような灼熱の陽光が容赦なく辺りを灼き尽くし、雲で陰るとそれが少しマシになる、という繰り返しでした。風もあったので、正午前後はまだ比較的過ごしやすかった気がします。実際、最高気温は奈良市で15:15、五條市だと16:29と随分遅い時間に記録しています。もし外の仕事がその時間帯だったならちょっと危なかったかも。

 さて、政府・与党が、東京オリンピックの酷暑対策として、6月から8月の夏の間、時間を2時間繰り上げるサマータイムの導入に向け本格検討に入った、との報道がありました。与党でお盆明けにも制度設計に入り、秋の臨時国会で議員立法提出を目指すのだそうです。前年に試験導入し翌年の本番で本格実施という2カ年の限定導入の公算が強いのだとか。なんでも、五輪組織委員会の森喜朗会長が安倍晋三首相にサマータイムの導入を要請、それを政府・与党で検討し、国民生活に直結する案件なので政府提出法案ではなく、議員立法として超党派で成立を目指すべきという声が大きかったそうです。また、第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、「サマータイム導入で個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果がある」と試算されているのだとか。

 ・・・うーん、オリンピックのため『だけ』に、2時間も時間をずらすサマータイムを実施? なんていうのは正直理解に苦しむとしか言いようのない話です。それも、サマータイムを政府が導入、というからには日本全国が対象なのでしょうが、何故にオリンピックのため『だけ』に、全国民が七面倒でしんどいだけのサマータイムなぞを強制されなければならないのか、全くバカバカしくて理解に苦しむどころの話ではありません。なんで明け方前後の一番涼しく過ごしやすい、睡眠に適した時間帯から起き出して仕事に出かけなければならないのか? いきなり2時間も時間をずらしたら、生活リズムが狂って体調不良が続出するんじゃないでしょうか? そんな具合の悪い人が増えるから薬や栄養剤などが売れて経済効果発揮なのか? とエコノミスト氏の言を疑いました。
 まあ誤報である可能性も無きにしもあらずなので現時点では様子見というところですが、もし野党が本気で自民党を蹴落としたい、安倍首相を引きずり下ろしたいと考えているのなら、モリカケなどやってないでこれこそ攻めの材料にして、国民を味方につけるべきでしょう。もし争点をこれだけに絞ってくれるなら、私は野党を応援しても良い、と半ば本気で考えます。

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