かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

夏休みが増えて冬休みを減らすというのは、子供にとっては喜ばしいことなのか、残念なことなのか。

2018-08-07 20:23:19 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.3℃、昼の最高気温は32.3℃、五條市アメダスの最低気温は25.3℃、最高気温は32.1℃でした。夏としては十分暑い気温なはずなのですが、このところの猛暑酷暑ぶりからしたら、ひとまず落ち着いた程よい暑さ、という感じがしました。朝は涼風に気持ちよく過ごせましたし、昼間も暑いという感じがほとんどしませんでした。これはひょっとしたら連日のあまりの暑さに、病膏肓に入って暑さを感じられなくなっている危険な状態なのかもしれません。
 それにしても、帰宅の電車の中で、自分の家がある南部の方角に黒雲が蟠っていましたので、これは夕立でもあるのかも? と期待したのに、パラパラと灼けたアスファルトを冷やせもしないしょぼい降り方しかしておらず、より厚い雲が見えた南部の方も別に雨らしい雨が降っていたわけでもなく、文字通りの肩透かしでした。もっとも、昼間気温が低めだったせいか夕方以降の気温の下がり方も早く、20時現在で昨日より2℃低い記録になっています。この分なら、今夜から明日朝にかけては久しぶりに気持ち良い涼しさを満喫できるかもしれません。

 さて、あまりの暑さに、文部科学省が夏休みの延長や臨時休業日の設定などで暑い日を回避することを、都道府県の教育委員会に求める通知を出したのだそうな。気象状況に注意して、児童生徒の健康を最優先に考えるよう要請し、年間の総授業時間数の確保にも留意して、必要に応じ冬休みを減らしたり土曜日の授業実施も検討、という話になっているのだそうです。
 この7月に愛知県豊田市で小学1年の男児が熱中症で亡くなってから1ヶ月弱、 ようやく対策の徹底を呼び掛ける事務連絡を発出とは、なんとも気の長い話ではあります。それくらい自分で考えてさっさとやれよ、とか、子供の健康安全を守るのは何をおいても筆頭に考えておくべきことであろう、などと文句は色々つけたいところではありますが、こうして総元締めたる文科省が通知とはいえ意思表示をしたというのは、教育現場にとっては色々慣例や惰性を解消して物事を動かしていくための大義名分を得たわけで、まことに重要なことでしょう。これで犠牲になる児童生徒が無くなれば良いのですが。
 しかし、それならば夏休み期間の運動大会のたぐいも中止を勧告したらどうかと思います。例えば高校野球とかもってのほかでしょう。死人こそ出てないですが、熱中症で試合中に倒れた、という話も見た気がします。大事に至らず小事で済んでいるうちにきちんと対処するようにしないと、いずれ取り返しの付かないことになって長い歴史に収支を打つようなことにもなりかねないことを、大会運営者は考えるべきだと思いますが、やっぱり残念なことに何か起きてからでないと動かないものなのでしょうね。

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