かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

かつては一つの党だった野党2つの党首の年頭所感が随分とかけ離れていて、それはそれで面白い見世物になっているかとは思います。

2024-01-04 19:36:26 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は6.5℃、昼の最高気温は12.3℃、五條市の今朝の最低気温は5.5℃、昼の最高気温は10.2℃でした。今日は昨日の雨が朝まで残り、出勤時間になってもパラパラと少し無視し難い程度の強さで雨が降っていました。その後程なく止みましたが、晴れてきたのは午後遅くになってからで、終日曇りがちという天気でした。ただ、日没後はどんどん晴れ渡り、同時に気温も大きく下がって、すでに今朝の最低気温を軽々と越えて、今日の最低気温を更新しています。明朝はきつい冷え込みが予報されていましたが、なるほどと思う気温の低下ぶりです。

 さて、今日から新年の仕事始めです。とはいえ、昔はトップが仰々しく朝から人を集めて挨拶やら訓示やらを行ったり、各所属があいさつ回りをしたりとそれなりに「仕事始め」っぽい行事があって、比較的のんびり正月休みボケを癒やすべく過ごしていたものですが、昨今はそういったのんびりした時間はすっかり消えて、最初からクライマックスとばかりに普通に仕事を開始しています。これも時代の流れというものなのでしょうが、あまりにゆとりの無い様子には、もうちょっとスロースタートでもいいんじゃないかな? といささか思うところもあります。
 仕事始めなのは政治家の皆さんもそうなのかして、立憲民主党の泉代表と国民民主党の玉木代表が、都内でそれぞれ年頭の記者会見を開かれたそうです。その場で泉代表は、「(野党が)共通政策で一致できれば選挙区調整も本格的に進む」、「今こそ野党が立ち上がるべきだ。政権を早期に代える準備を進めたい」と述べられ、かたや玉木代表は、「飛躍の年にしたい」、「生活に密着した政策の実現を勝ち取りたい」と述べられたとのこと。相変わらず立憲民主は政権交代して何をどうしたいかではなく政権交代が目的になっているようで、「総理大臣になって人事をやりたい」といったという岸田総理と五十歩百歩なことを宣っておいでですし、その内容が荒唐無稽と言っても過言ではないほど夢想的なのも相変わらずです。むしろこれほど政府与党が失点を重ねて青息吐息なのにも関わらず、自党の支持率はそれほど上がっていないということに危機感を覚えて頂きたいと思うのですが、よほど楽天的なのか、はたまた野党第一党党首としては言わざるをえなかったのか、よくわからないご様子です。もっとも、かつての党首・総理大臣や元総務大臣らが相次いで正月早々デマ相当の話をSNSで流して顰蹙を買っていたり、正月早々の未曾有の大難を尻目に派閥の長詣でを嬉々として投稿していたり、これまで同様まるで統制が取れていない有様では、開き直ってぶち上げるしかないのやもしれません。そう思うとなんとも不憫なと判官贔屓したくなる哀愁も感じられますが、政治家としてはそんな滅びの美学を満喫している場合ではなかろうとも思います。かたや玉木代表は現実を見据えて堅実そのものですが、いかんせん相変わらず党首一人奮闘しているようにしか見えないのが残念です。代表の足を引っ張る多士済々な立憲民主党の賑やかさは、悪名も名なりと思えば羨ましい部分もあるでしょう。いずれにしても元は同体だった両党の対象的な念頭の挨拶ですが、さて正夢になるのは果たしてどちらか、はたまた両方叶うか両方とも駄目になるか、今年も政治ニュースはそれなりに楽しく観ていられそうです。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の初夢は結局元旦の明け... | トップ | 地震災害現場で盗みを働くよ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事