かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

鍛えて何とかなるのなら是非したいですが、1PBある記憶能力活用。

2016-02-01 21:41:53 | Weblog
 この所めまぐるしく天気が変わりますね。昨日はあんなに穏やかに晴れていたのに、今日は朝から小雨が渋り、それが上がってからもずっと雲が空を覆って寒々しい一日に終始しました。といって気温はそこまで低いわけではなく、肌寒さも気分的なものの方が勝っていたように思います。一進一退とはいえ、そろそろなにか光明が欲しくなる2月です。

 さて、ヒトの脳がどれだけ記憶できるのか、これまで学説やらフィクションでもっともらしく取り上げられていたものやらでその情報の記憶自体怪しげな感じもするのですが、どうやら従来の説よりも10倍は大きい記憶容量を持つことが、アメリカの研究で明らかになったのだそうです。その総量は実に1ペタバイト。ペタ、なんて単位めったに見ないのでどれほどのものかも即座には判らなかったのですが、1024テラバイト、あるいは105万ギガバイトと言われれば、なるほどすさまじい物があるように感じられます。なにせうちで最大のHDDは1テラバイト、近々2テラバイトを用意したいと思っているところですが、そのサイズからみても脳の記憶容量は千倍~数百倍に達します。自分の記憶力にあまり自信の無い私としては、映画「ブレードランナー」や「攻殻機動隊」のように、有線で外部メモリに接続して脳の能力を補助させるようなギミックが早く実用化しないものか、と常々思っておりましたが、実はそんなもの無くても十分なだけの能力を私の脳みそも持っているはずだ、と言うようなことが、発表されたわけです。
 1ペタバイトは、書類をめいっぱい収納した4段式キャビネットの2000万個分の文字情報量に相当するデータサイズで、これを十全に活かしきればできないことなど何も無くなりそうな位の気分になれそうなものですが、結局のところ、脳のフォーマットが悪いのか、書き込み読み出し機能に欠陥があるのか、あるいはその記憶容量を活用するCPU部分がバグっているのか、何か理由があってその記憶を使いこなすことができないのではなかろうか? などと思ってしまいます。南方熊楠のように一目観ただけで全てを記憶してしまうような、私のような凡人から見たら神様のような記憶力を持つヒトもまれには居ますが、それらのヒトは、脳の機能を活かしきるコツ、もしくは機構を生まれながらにして持っているんでしょう。そういう脳に改良してもらえないものか、iPS細胞とかでできれば是非してもらいたいところですが、やっぱり凡人は外部ユニットに頼る方が確実なのかもしれません。いつになるか判りませんが。



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