かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

10Bの鉛筆ってどんなのなんでしょう?

2008-08-23 23:15:11 | Weblog
 本日は二四節気の「処暑」。ようやく夏の暑さも和らぎ、朝夕涼しさを覚える頃合、ということなのだそうですが、現実は一足早く暦を通り越して、ちゃんと布団をかぶっていないと風邪を引きかねないくらいの涼しさになっています。北日本ではそれがより顕著になっているようですが、西日本はどうやらいったん涼しくなった気候がまた暑さ逆戻りの状態になるという予報になっており、なかなか一筋縄で秋になるわけにはいかないみたいです。とはいえ、確実に秋は迫ってきているわけで、ようやく、私にとって四季の内でもっとも好ましい季節が訪れようとしていることを日々実感しております。

 さて、小耳に挟むかのようにネットで偶然知ったのですが、10Bという濃さの鉛筆が世の中には存在しているらしいのです。それもほぼ埼玉県限定販売で。6Bまでなら普段からお目にかかる機会もあるのですが、それ以上の濃さの鉛筆が世に存在していようとは、ついぞ知りませんでした。何でも8Bというのも埼玉県限定で販売されているそうで、埼玉県というのは、こと鉛筆に関してはかなり特殊な嗜好をお持ちのようです。
 なんでも、埼玉県では、『硬筆書写』が盛んで、文字のハネやハライを表現するため、『やわらか』な鉛筆が、県民に求められているのだとか。使用した乾燥によると、太さ、濃さ、滑らかさ、タッチの繊細さなどが『筆』っぽい感覚なのだそうで、どんな書き心地なのか、字はもちろん、絵をかいたりするのにはどうなのか、とか、色々と興味深い鉛筆です。
 発売元は三菱鉛筆。芯径が4ミリと普通の鉛筆の2倍の太さもあり、1本420円となかなかのお値段。ネット通販でも取り扱いしているお店があるようですが、ざっと検索した範囲ではちょっと見つけられませんでした。今度関東に行く機会があったら、少し遠出して探してみるのも楽しいかもしれません。


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2 コメント

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Unknown (あんてあ)
2008-08-24 18:26:55
絵画用の鉛筆だと8Bあたりまでは、木炭なんかも置いてある大きめの画材屋なら、扱っていたと思います。
ただ柔らかい芯の場合、紙が湿気ると食い付きが悪くなり、描けなくなったりするんで、太さ、滑らかさはともかく、濃さに関してはどうなんでしょうね。
自分は絵を描く時は、4B~6Bあたりを使っています。
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Unknown (かっこう)
2008-08-25 20:31:50
どうやら色の濃さ、という点では、6B以上だとあまり見た目変わらないのだそうです。それよりも書き味の柔らかさが普通の濃さの鉛筆とは一線を画する出来、という点に、存在価値があるみたいです。
 もっとも、私は下描き段階からタブレットでPC直描きですので、鉛筆はめったに使わないのですが、たまに使うときはBか2Bです。筆圧が高いためか、それより濃い鉛筆だとどうも使い勝手が悪いのです。それで10Bってどんなの? と気にするあたり単に物見高いだけなのを露呈しているんですが(苦笑)。
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