昨日はいかにも梅雨らしい曇り空でしたが、今日はいかにも梅雨らしいしとしと雨が一日中降り注ぎました。何でも四国・早明浦ダムでは早くも貯水率が落ちて給水制限を実施していたそうですが、この雨が続けば早晩その制限も解除されることでしょう。通勤途上で見かける水田にもたっぷり水が張られ、あちこちで田植えが始まっています。いかにも6月にふさわしい光景。四季ある国を実感する瞬間です。
さて、そんな四季を狂わせかねないとされるのが地球温暖化で、何年か先には日本の大半が熱帯・亜熱帯になってしまう、なんていう話が割りと真剣になされていたりもします。そんな問題の原因の一つに温室効果ガスが取りざたされておりますが、今日の帰宅途中、何気にラジオをつけておりましたら、時の首相が、その削減量について2020年までに「05年比15%減」と決めた中期目標を麗々しく発表しているのが生中継されていました。ところどころ、たぶん原稿を読んでおられるのでしょうが、言葉が妙な間合いでぶれたりつっ変えたりしていたのはご愛嬌というところで、全体としては、まあ判りやすい話だったように感じました。また、記者の質問で、当初14%減が有力視されていたのに、あえて1%積み上げて15%減とした理由をたずねられたのを受けて、一通り答えた後、「1%削減と簡単に言ってくれるな。1%で10兆円かかるんだ」というような追加発言をされたのは、結構良かったように感じました。なんといっても原稿ではない首相の生の声のように聞こえましたし、具体的にどれだけ大変かが数字で出てきたのは、国民に覚悟を求める点でも良かったのではないでしょうか。
それだけに、ラジオが30分で会見中継をやめたのは残念でした。その後何分質問に答えていたのか判りませんが、1時間も2時間もだらだらとしていたわけではないでしょう。多分あと1、2問程度、長くても30分とはしてなかったのではないでしょうか。それなら、わが国の何はともあれ首相が大きな課題について発表しているのですから、一時的に番組を変更してでもそれを全部流すべきだったのではないか、と思いました。少なくとも私は最後まで首相の答弁を聞きたかったですし、どこのマスコミがどんな質問をしたのかにも興味がありました。
というわけで久々にこの種の政治報道で面白いと思ったわけですが、一方で温室効果ガスの削減が果たして地球温暖化にちょっとでも効果があるのか、という点については、疑問に思わざるをえません。たぶん地球の気温は、太陽活動のちょっとした変化の方がよほど影響は大きいでしょうし、最近の太陽活動は観測以来はじめてみる状況になっていると聞いたことがありますから、あまり温室効果ガスのせいにするのはどうかと思いながら聞いておりました。地球の気温を下げたければ、赤外線をカットするものを静止衛星軌道上で広げたらどうか、お金をかければ、多分今の技術力でも何とかなるのでは? と思ったのです。
ただ、省エネを進め、燃料の必要量を減らして行くのは資源のないわが国としては間違っていない方向ですし、中国のような大喰らいにそれを適用できれば、世界のエネルギー需要もずいぶんと楽になるわけで、それはそれでわが国にとってもありがたい話になるはずなのです。ただでそれを伝授する、というのはなんとなく抵抗があるのですけれど。
さて、そんな四季を狂わせかねないとされるのが地球温暖化で、何年か先には日本の大半が熱帯・亜熱帯になってしまう、なんていう話が割りと真剣になされていたりもします。そんな問題の原因の一つに温室効果ガスが取りざたされておりますが、今日の帰宅途中、何気にラジオをつけておりましたら、時の首相が、その削減量について2020年までに「05年比15%減」と決めた中期目標を麗々しく発表しているのが生中継されていました。ところどころ、たぶん原稿を読んでおられるのでしょうが、言葉が妙な間合いでぶれたりつっ変えたりしていたのはご愛嬌というところで、全体としては、まあ判りやすい話だったように感じました。また、記者の質問で、当初14%減が有力視されていたのに、あえて1%積み上げて15%減とした理由をたずねられたのを受けて、一通り答えた後、「1%削減と簡単に言ってくれるな。1%で10兆円かかるんだ」というような追加発言をされたのは、結構良かったように感じました。なんといっても原稿ではない首相の生の声のように聞こえましたし、具体的にどれだけ大変かが数字で出てきたのは、国民に覚悟を求める点でも良かったのではないでしょうか。
それだけに、ラジオが30分で会見中継をやめたのは残念でした。その後何分質問に答えていたのか判りませんが、1時間も2時間もだらだらとしていたわけではないでしょう。多分あと1、2問程度、長くても30分とはしてなかったのではないでしょうか。それなら、わが国の何はともあれ首相が大きな課題について発表しているのですから、一時的に番組を変更してでもそれを全部流すべきだったのではないか、と思いました。少なくとも私は最後まで首相の答弁を聞きたかったですし、どこのマスコミがどんな質問をしたのかにも興味がありました。
というわけで久々にこの種の政治報道で面白いと思ったわけですが、一方で温室効果ガスの削減が果たして地球温暖化にちょっとでも効果があるのか、という点については、疑問に思わざるをえません。たぶん地球の気温は、太陽活動のちょっとした変化の方がよほど影響は大きいでしょうし、最近の太陽活動は観測以来はじめてみる状況になっていると聞いたことがありますから、あまり温室効果ガスのせいにするのはどうかと思いながら聞いておりました。地球の気温を下げたければ、赤外線をカットするものを静止衛星軌道上で広げたらどうか、お金をかければ、多分今の技術力でも何とかなるのでは? と思ったのです。
ただ、省エネを進め、燃料の必要量を減らして行くのは資源のないわが国としては間違っていない方向ですし、中国のような大喰らいにそれを適用できれば、世界のエネルギー需要もずいぶんと楽になるわけで、それはそれでわが国にとってもありがたい話になるはずなのです。ただでそれを伝授する、というのはなんとなく抵抗があるのですけれど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます