半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

Bubkamura ザ・ミュージアムで、 『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ二世の驚異の世界展』 を観ました。

2018-02-16 19:14:42 | 美術館、展覧会
移動中、空き時間ができたのでBubkamura ザ・ミュージアムに行きました。現在開催されている企画展はこちら、 『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ二世の驚異の世界展』 です。






ルドルフ二世といえば、ハプスブルク家を代表するコレクターであり、アルチンボルドやブリューゲル等々、数多くの芸術家のパトロンとして、また世界中から不思議な物を集めた “驚異の部屋” のコレクション等で有名な人物。今回の展示、やはり絵画が多かったものの、工芸品やアストロラーベなどの天体観測道具等もあり、そちら方面に関心があるという皆さんにとっても興味深い内容といえそうです。





世界中の生き物を集めた動物園を所有しても知られ、現在私達が目にするドードー (1600年代に絶滅) の姿は、そこで飼われていた鳥を見て、ルーラント・サーフェリーが描いた姿が元になっているようです。


今回は展示の最後にこのような作品が並んでおり、撮影可となっていました。アメリカの現代美術作家/映像作家であるフィリップ・ハースが三次元で再現したアルチンボルドの作品達です。 《四季》 のシリーズのオリジナルは昨年、国立西洋美術館で開催された 『アルチンボルド展』  で観ることができましたが、まさかあれを立体で再現した方がいるとは思ってもいませんでした。







今回は盛り沢山の内容で、変な物好き?の私としては期待以上に楽しませていただきました (笑) 。会期は3月11日までですのでお見逃しなく。
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