
移動中、少し空き時間があったので、三井記念美術館を訪問することにしました。

現在開催されている企画展はこちら、 『 国宝雪松図と動物アート 』 です。

今回の目玉はやはり初公開された長沢芦雪筆の 《 白象黒牛図屏風 》 。アメリカのプライスコレクションに収蔵されている有名な作品とは、同じ図柄ながら別の作品とのこと。牛の横にちょこんと座っている犬が可愛いですね (笑) 。

個人的には、高瀬好山の 《 昆虫自在置物 》 や、安藤緑山の 《 染象牙貝尽置物 》 が観られたのも収獲でした。
長い間謎に包まれていた安藤緑山でしたが、2017年にこちらで開催された 『 驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ 』 が契機となって孫にあたる方から連絡があり、本名や経歴が判明!したとこと。肖像写真も見付かったそうです。次回の超絶技巧展のときには、そういった新しい研究成果も見たいですね。